(画像:JR東日本)

夏は音楽フェスの季節。多数のアーチストが出演する「フジロックフェスティバル’25」や「サマーソニック2025」のほか、単独で全国ツアーするアーチストも多い。

その一つが音楽ユニットのYOASOBI(ヨアソビ)。コンポーザーのAyaseさんとボーカルのikuraさんの2人組で、2025年7月から11月まで続く「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA(ワンダラ)」では、熊本、北海道、静岡、鳥取など14道県を訪れる。ワンダラはワンダーランドから。

ツアーにタイアップするのがJR東日本。推しのアーチストを追って、全国行脚する音楽ファンも多く、新幹線などで来県するファンを歓迎。ムードを盛り上げる。

具体的には、新潟(9月2、3、5、6日)、岩手(10月10、11日)、福島(同30、31日)の各公演にあわせてコンサート最寄り駅などで特別演出する。

新潟駅と白山駅で8月19日~9月7日、盛岡駅で9月26日~10月12日、いわき駅で10月16日~11月1日に、Ayaseさんとikuraさんが駅構内で特別アナウンス。白山を除く3駅では、ツアーやキャンペーンをアピールする装飾やポスターの大型装飾を展開する。

ツアーのキービジュアルにはAyaseさん、ikuraさんとともに、ワンダラの言葉の響きが鳴き声を連想させる3匹の犬が登場(画像:JR東日本)

特別メニューは列車内でも。東北新幹線、上越新幹線、常磐線特急「ひたち」、「ときわ」では、それぞれの公演地の展開期間に合わせ、音声ARアプリ「Locatone(ロケトーン)」の利用で、メンバーによる音声コンテンツを体験できる。

駅ビルもタイアップ

タイアップはグループの駅ビルでも。新潟、盛岡、いわきの各駅ビルの対象店舗では、グループ共通ポイント「JRE POINT」ウェブサイトに登録済みのモバイルSuicaで2000円以上買い物をすると、ツアービジュアルをデザインしたモバイルSuica限定カードフェースを進呈する。

各公演3万人限定で、超過した場合は抽選。着せ替え可能期間は来年4月下旬ごろまでの予定とされる。

記事:上里夏生

【関連リンク】