※2013年8月

青春18きっぷ鉄道旅vol.9は、2013年8月、用事があって信濃追分に出かけました。トップ画像は帰路に寄った「碓氷峠鉄道文化むら」エントランスを入った場所の特急あさま、旧国鉄特急色の189系電車。

青春18きっぷで中央本線の小淵沢駅、小海線で小諸駅。そこからは切符を買ってしなの鉄道で信濃追分駅。信濃追分のアートギャラリーに用事があったのです。小淵沢回りの理由は、安西水丸さんが掛け紙を描いた小淵沢の名物駅弁「元気甲斐」(1300円)が食べたかったからです。アートディレクションは伊丹十三さん。

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※2013年8月

二段式の内容、左が一の重(胡桃御飯、蓮根の金平、山女の甲州煮、蕗と椎茸と人参の旨煮、蒟蒻の味噌煮、 カリフラワーのレモン酢漬、ぜんまいと揚げのごまあえ、セロリの粕漬)、右が二の重( 栗としめじのおこわ(銀杏・蓮根入り)、鶏の柚子味噌あえ、わかさぎの南蛮漬け、山牛蒡の味噌漬け、アスパラの豚肉巻、沢庵)。超豪華、美味しいですよ~。

※2013年8月

旧信越本線、現・しなの鉄道の信濃追分駅。木造駅舎がシブイ。

※2013年8月

信濃追分の帰りは、軽井沢駅からJRバスで横川駅に行って「碓氷峠鉄道文化むら」を見学。このJRバス区間は青春18きっぷでは乗れません、別途料金が発生します。

旧国鉄の気動車キハ35-901。1963年(昭和38年)10両が製造されたステンレス車両。首都圏色に塗られています。

※2013年8月

横川駅ホーム、「峠の釜めし おぎのや」の売店兼駅そば屋さん。天ぷら蕎麦(400円)を食べました。

※2013年8月

信濃追分から帰って2週間後に、青春18きっぷがまた1枚残っていたので「鉄道旅vol.10」で千葉に行って、久留里線、いすみ鉄道、小湊鉄道に乗ってきました。日帰りです。

木更津駅まで行って乗った久留里線。前年2012年12月から運用の始まったキハE130系気動車が待っていました。久留里駅で列車交換。カラーリングが美しいです。

※2013年8月

久留里線終点の上総亀山駅。木造駅舎は良いなぁ。駅の周囲に店舗などはありません。自販機で冷たいお茶を飲みました。乗客は筆者一人。折返しにそのまま乗って木更津駅に戻りました。上り列車には筆者以外にも利用者がいました。

※2013年8月

木更津駅から内房線で蘇我駅、外房線に乗って大原駅。海水浴客がいっぱい乗っていました。夏の千葉、という感じ。大原駅からはいすみ鉄道で上総中野駅まで行きます。途中の国吉駅に久留里線を走っていたキハ30-62がJR東日本から譲渡されて置かれていました。いずれは車籍を復活させて運用する予定になっています。「碓氷峠鉄道文化むら」で見たキハ35-901の原型・綱製車体です。

※2013年8月

上総中野駅で小湊鉄道キハ200-211に乗り換えます。

※2013年8月

旧国鉄キハ20形をベースに作られたオリジナル車両です。

※2013年8月

上総中野駅から起点のJR内房線五井駅に約80分で到着。ホームから小湊鉄道の五井機関区です。

※2013年8月

この2013年、JRは青春18きっぷで乗車、いすみ鉄道が700円、小湊鉄道が1370円でした。この5年後、2018年、今度は五井駅から大原駅まで小湊鉄道といすみ鉄道を乗り継ぎました。この鉄道旅は【私鉄に乗ろう 40】小湊鉄道線から10回記録してあります。良かったらご覧ください。

この時は、五井~大原間の片道きっぷ(1700円)を購入。通常料金だと2130円でしたから500円近くお得でした。

青春18きっぷ鉄道旅vol.10は、五井駅から千葉駅、四街道駅に寄って、千葉駅に戻り総武線各駅停車で三鷹駅。居酒屋でお疲れホッピーを飲んで帰宅しました。1日で乗った距離は409kmでした。

今回、キハ40系の片鱗もありませんでした。すみません。次回にはたっぷり登場します。

(写真・記事/住田至朗)