10月14日の「鉄道の日」を記念し、JR北海道が鉄道中古部品のオンラインオークションを10月1日(水)13時より開催します。今回は、721系で実際に使用されていた方向幕や、現在は廃止された落合駅の駅名標、記号に誤りがある「訳あり」運賃表など、鉄道ファン垂涎の貴重な品々が全10種類出品されます。オンラインショッピングモール「JRE MALL」内の「JR北海道」ショップで開催され、全国どこからでも入札に参加できます。

721系方向幕や訳あり運賃表など注目の品々

今回のオークションでは、721系で実際に使用されていた方向幕(入札開始価格80,000円)や、785系の座席種別標(同25,000円)など、鉄道ファンにとって魅力的な商品が多数出品されます。

中でも注目されるのは、現在は廃止された落合駅の駅名標です。この駅名標は、運送会社が配達できるサイズにするため、蝶番で半分に折りたためるよう加工が施されています。

また、千歳駅の「近距離きっぷ運賃表」も出品されますが、こちらは経由表記部分の記号に誤りがある「訳あり品」です。実際に駅には掲出されなかったものの、駅掲出用に準備された実物という、背景も興味深い一品です。

オンラインモールで誰でも入札可能

オークションは、オンラインショッピングモール「JRE MALL」内の「JR北海道」ショップで開催されます。入札期間は2025年10月1日(水)13時~10月14日(火)13時までとなっていますが、一部商品は15日(水)13時までと期間が異なります。

参加にはJRE MALLのアカウントまたはJRE IDが必要で、初めて利用する場合は新規会員登録が必要です。落札後は、通知メールに基づいて注文手続きを行えばOK。支払いはクレジットカード(一回払いのみ)かJRE POINTの利用が可能です。

「鉄道の日」中古部品販売オークション 概要

JR北海道が開催する「鉄道の日」記念の中古部品オークションは、2025年10月1日(水)13時からオンラインで入札開始。
出品商品は721系方向幕や落合駅駅名標、各種サボなど全10種類で、入札開始価格は20,000円~80,000円。
開催場所は「JRE MALL」内の「JR北海道」ショップで、入札にはJRE MALLへの会員登録が必要となります。販売の詳細は、10月1日(水)13時に公式サイトで公開される予定です。

普段は手に入れることができない貴重な鉄道部品が、オークション形式で販売されます。一点ものの商品も多いため、鉄道ファンの方々はこの機会を見逃さずに、お目当ての品を手に入れてみてはいかがでしょうか。

(画像:JR北海道)

(鉄道ニュースや、旅行や観光に役立つ情報をお届け!鉄道チャンネル)

【関連リンク】