※2014年3月撮影

トップ画像は、横手駅から北上線で乗ったJR東日本キハ100-39、乗車後、北上駅0番線ホーム。

こちらは乗車前、横手駅1番線ホーム。7:41発北上行です。

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※2014年3月撮影

初めて北上線に乗りましたが、雪が深いのでビックリしました。平石駅後方展望です。この後、2016年(平成28年)から冬期間(12月1日~3月31日)この駅と矢美津駅は普通列車が通過する様になりました。確かに駅を中心にした半径500m・直径1kmの円内の住民は、12世帯25人と多くはありません。(2010年国勢調査)

※2014年3月撮影

秋田県側最後の黒沢駅。盛岡鉄道管理局(現・JR東日本盛岡支社)管内では、最も積雪の多い駅と言われていたそうです。駅を中心にした半径500m・直径1kmの円内に、32世帯88人が住んでいます。(2010年国勢調査)そもそも「かまくら」で有名な横手市の人口は、1955年(昭和30年)には148,648人でしたが、2015年には、92,197人と38%も減少しています。(国勢調査)

※2014年3月撮影

岩手県に入って2つ目のほっとゆだ駅です。1922年(大正11年)陸中川尻駅として開業しました。1989年(平成元年)駅舎が新しくなり温泉施設「ほっとゆだ」が営業開始。1991年(平成3年)には、ほっとゆだ駅に改称されました。

※2014年3月撮影

岩手県側もすごい雪です。ホームに積まれた雪で向こうが見えません。

※2014年3月撮影

この駅で下り列車と交換します。

※2014年3月撮影

錦秋湖、1965年(昭和40年)に完成した湯田ダムによってできた人造湖。湖底には、湯田村川尻・大石・大荒沢の三集落(民家405戸・622世帯・3,200人)が沈んでいます。

※2014年3月撮影

横黒線(現・北上線)の旧線にあった大荒沢駅・陸中大石駅・陸中川尻駅も水没。陸中大石駅は移設され、1991年(平成3年)ゆだ錦秋湖駅に改称されました。陸中川尻駅も移設され1991年にほっとゆだ駅に改称されたのです。しかし、前回コラムの阿房列車に出てきた大荒沢駅は、信号場として移設されましたが廃止となっています。

※2014年3月撮影

和賀仙人駅。1921年(大正10年)開業。1962年(昭和37年)湯田ダム建設で移設。不思議な駅名ですが駅所在地が、岩手県北上市和賀仙人(わがせんにん)です。駅名は濁りませんが地名は「わが」です。錦秋湖(湯田ダム)は和賀川を堰き止めてできているのです。

また近くに仙人山、仙人峠などがあります。仙人が住んでいそうだなぁ。

駅の周囲500mの円内には、30世帯83人が暮らしています。(2010年国勢調査)

※2014年3月撮影

横川目駅。駅所在地が横川目ですが、この「目」が次の立川目駅と共に気になります。目という字には「窪地」という意味がある様ですが、ちょっと不思議。

※2014年3月撮影

立川目(たてかわめ)駅。駅所在地は「和賀町竪川目」なので「竪川」が「立川」に変換されたのでせうか。

※2014年3月撮影

江釣子駅。この駅名も駅所在地名ですが不思議な地名ですね。

※2014年3月撮影

9:04、北上駅に到着。1時間23分の旅でした。

※2014年3月撮影

※オリジナル写真が縦なので加工しています

朝から、昨夜のコンビニおにぎり1個なのでオナカは減ってます。北上駅に駅そば「はやて」がありました! 空腹で鉄道旅をしている時に、これは嬉しいですよ~。

※2014年3月撮影

天玉そば、450円。海苔が嬉しい。美味しいなぁ。

※2014年3月撮影

食後は駅を出て深呼吸の一服です。

※2014年3月撮影

あとは、東北本線を乗り継いで東京に帰るダケです。つまり、非電化路線はないので、シュルシュルと電車に揺られます。

(写真・文/住田至朗)