※2014年8月撮影

トップ画像は、大沼駅(170世帯392人)で列車交換した函館本線下り列車。キハ40-1801、キハ40-839(屋根上に水タンクのある未更新車両)。

大沼駅の手前、後方展望で左から北海道駒ヶ岳西側を迂回してきた函館本線の本線と筆者の乗って来た海側の砂原支線が並んで大沼駅に近づきます。

ADVERTISEMENT

※2014年8月撮影

駅名標。1903年(明治36年)開業。1920年(大正9年)軍川(いくさがわ)駅に改称され、大沼公園駅が大沼駅(二代目)に改称されました。何故、軍川? と言うとアイヌ語の「イクサップ(渡し守)」に由来するそうです。渡し守がこの地に住んでいたのです。19世紀にこの地方が開拓された時に付けられた地名でした。

1945年(昭和20年)函館本線砂原支線が開通。1964年(昭和39年)大沼駅に戻されます。1966年(昭和41年)函館本線藤城線(大沼~七飯間)が開通。1970年(昭和45年)まで小沼からの採氷出荷作業が行われていました。1982年(昭和57年)駅舎改築。

※2014年8月撮影

大沼駅ホーム。列車交換待ちです。

※2014年8月撮影

下り列車、2両編成で来ました。トップ画像は、下り列車が大沼駅構内で近づいた時のカットです。

※2014年8月撮影

大沼駅を出発。大きな小沼が車窓に広がります。

※2014年8月撮影

七飯駅(849世帯2,090人)の手前で左から藤城線が降りてきます。筆者は藤城線を通ったことがありません。未乗線です。北海道新幹線開通後は、新函館北斗(旧・渡島大野駅/93世帯223人)を通らない藤城線は貴重です。(・・・って何が?)

※2014年8月撮影

長万部駅から2時間54分、9:30に五稜郭駅(1,578世帯3,451人)に着きました。函館行を降りて筆者は、この駅から10:32発の江差線木古内行に乗ります。

待ちが1時間あるので速攻で駅そば、やっと待望の朝食です。待合室の今は亡き「駅そば みかど」。

※2014年8月撮影

海鮮かき揚げそば(500円)とおにぎり(値段忘れました)。一味かけ過ぎだよね。

※2014年8月撮影

駅前で食後の一服。深呼吸。

※2014年8月撮影

五稜郭駅ホームで待っていると函館行キハ40-1792が来ました。

※2014年8月撮影

江差線木古内行はキハ40-1810、この車両はこの後、道南いさりび鉄道に譲渡され同じ区間を走ることになります。ただしカラーは濃い緑色に塗り替えられます。

※2014年8月撮影

11:32、1時間で木古内駅(447世帯1,035人)に到着しました。駅名標、廃止された江差線の駅名が消され、青函トンネルを抜けた海峡線の津軽今別駅が表記されています。2016年(平成28年)3月の北海道新幹線開業で奥津軽いまべつ駅に改称され新幹線駅になって海峡線の駅は廃止されました。

※2014年8月撮影

江差線・海峡線の西側に北海道新幹線の駅がかなり出来上がっていました。

※2014年8月撮影

ここからは特急列車で青函トンネルを抜けて蟹田駅に行きます。

※筆者は既にコラムなどで今回の青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。

※価格などは2014年当時のものです。

※駅名の後の()内は、駅の周囲半径500mの円内に住む住民数です。(2010年国勢調査)

(写真・文/住田至朗)