さよなら「のぞみ3号車 自由席」、自由席だった歴史をグッズとして残しておきたいという思いから商品化が実現!
新幹線「のぞみ」の3号車は長年自由席として多くの人に利用されてきましたが、2025年3月のダイヤ改正で自由席から指定席に変更されました。最近は「のぞみ」の乗車率が高い状況が続き、その中で指定席の需要が高いためとされていますが、事前指定をせずに乗れる気楽さから自由席を好む方々からは、変更を惜しむ声も出ているようです。こうした中、新幹線のぞみ3号車や駅の表示・掲示に焦点を当てたオリジナルグッズが発売されました。
新幹線表示・掲示をモチーフにした記念グッズ
JR東海リテイリング・プラスの担当者によると、かねてより駅構内の発車標や、駅ごとに異なる掲示物の違いに注目していたそうです。「のぞみ3号車が自由席として親しまれてきた歴史をかたちに残したい」という思いから、今回の企画が立ち上がったといいます。
東海道新幹線の駅では、LEDタイプからLCDタイプへの発車標の更新が進み、情報量などが向上しています。こうした表示の変化も新幹線の時代の移り変わりを象徴しています。

また、駅ごとに趣の異なる案内掲示や、自由席案内ポスターにも注目。今回発売されたグッズには、LCD・LED発車標や各駅の案内掲示、新幹線車両の側面表示器など、さまざまな表示や掲示のデザインが採用されています。
「さよならのぞみ3号車自由席」チャーム付きアクリルキーホルダー

新横浜駅のLCDタイプ発車標やN700S車両側面など、計7種類の新幹線関連チャームがセットになっています。販売価格は1,100円(税込)。


「さよならのぞみ3号車自由席」スマホステッカー

新横浜駅のLCD発車標と、のぞみ3号車の側面表示器をモチーフにした2枚セット。金曜日夕方、下りのぞみ号が続けて運転される様子を再現しています。販売価格は660円(税込)。
担当者は「車両や駅だけでなく、表示や掲示という視点からも東海道新幹線の魅力を感じていただける、そんなきっかけとなるアイテムになれば嬉しく思います」とコメントしています。
(TOP画像:PIXTA、その他:JR東海リテイリング・プラス)
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