指宿枕崎線の黎明【50代から始めた鉄道趣味】393

2020.09.14

※2014年12月撮影

トップ画像は、JR九州指宿枕崎線開聞駅での黎明。下手くそな素人カメラマンには、微妙な朝のコントラストをデジカメで捉える技術がありません。残念。

さて、青春18きっぷ鉄道旅vol.14も5日目、2014年(平成26年)12月27日です。am6:10の鹿児島中央行に乗るために枕崎駅に来ました。5時50分です。まだ夜明前。

※2014年12月撮影

迂闊(うかつ)でした。日が暮れてから到着、夜明前に出発、これでは指宿枕崎線のハイライトである九州南岸、海浜の光景が見えないのです。そもそも枕崎駅も暗闇の中です。

※2014年12月撮影

左は駅名標。元は、1984年(昭和59年)鹿児島交通枕崎線(旧・南薩鉄道線)が廃止されるまで駅自体が鹿児島交通のものでした。国鉄の指宿枕崎線は1963年(昭和38年)枕崎まで延伸開業しましたが、駅に間借りする形だったのです。

右は、昨夜乗ってきた列車とは違いますが同じキハ40系2両編成。始発です。夜間滞泊した車両。

※2014年12月撮影

※オリジナル写真が縦なので加工してあります

現在の枕崎駅は、2006年(平成18年)再開発で駅自体が100m程鹿児島寄りに移設されたものです。昨夜、朝食を買いに行った大きなスーパーマーケットが元の駅の敷地だったのです。2013年(平成25年)市民の寄付で新しい駅舎が作られました。

ここで日本国有鉄道旅客局の『荷物事務用鉄道線路図 昭和54年11月現在』の枕崎周辺をご覧いただきましょう。左中程の赤い線が廃止された鹿児島交通枕崎線(旧・南薩鉄道線)。ちょっと見難いですけど、中央上部に見えるブルーのラインが1988年(昭和63年)廃止された旧国鉄山野線(水俣駅~栗野駅55.7km)、その下、濃いピンクが1987年(昭和62年)廃止の旧国鉄宮之城線(川内駅~薩摩大口駅66.1km)。志布志線と大隅線は白くしてあります。

冬の朝は暗いまま。指宿枕崎線鹿児島中央行は出発。暗闇に浮かぶ薩摩塩屋駅の駅名標。赤い三角マークがありません。1963年(昭和38年)開業。誰も降りませんし乗って来ません。

※2014年12月撮影

短い御領トンネルを出ると切り通しに御領駅があります。1963年(昭和38年)開業。

※2014年12月撮影

開聞駅辺りで少し明るくなってきました。1960年(昭和35年)開業。トップ画像は、開聞駅で撮った夜明の写真です。

※2014年12月撮影

山川駅の手前で湾に浮かぶ養殖のイカダに夜明の光があたります。

※2014年12月撮影

夜明は素早く太陽の色が変わってゆきます。山川港が見えます。

※2014年12月撮影

指宿駅を過ぎて二月田駅で夜が明けました。1934年(昭和9年)開業。この翌年に無人化されました。

※2014年12月撮影

琺瑯の懐かしい縦型の駅名標。

※2014年12月撮影

夜明の鹿児島湾、桜島が見えてきます。

※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。

※価格などは2014年当時のものです。

(写真・文/住田至朗)


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