瀬戸内航海日誌【50代からでも楽しい鉄道趣味】
※2015年8月撮影
トップ画像は、宇野港を出て高松港に向かう四国フェリーから見た大槌島。本州と四国の真ん中にあります。円錐形の山が海から突き出ていて平地がない無人島。島の中央が岡山県と香川県の県境。島の周囲が鰆(サワラ)の巨大な産卵場で古来良好な漁場。空気が澄んでいれば島の背後に瀬戸大橋が見えるのですが。
ほぼ1年前、瀬戸大橋線から東側の瀬戸内海を写した写真に大槌島(矢印)が見えます。フェリーは、この写真で言えば島の向こう側(東側)を航行しています。
※2014年9月撮影
宇野港を出たフェリーは、三井造船玉野事業所の沖を進みます。ドックには巨大な船が入っています。大きさを手前の漁船と比較してください。
※2015年8月撮影
護衛艦がいますが艦番号がありません。三井造船玉野事業所で建造された護衛艦は「118 冬月」ですが進水式は前年(2014年)でした。1年で修理は無いと思います。
※2015年8月撮影
でも数分後には砲塔の向きが変わっています。やはり整備しているのでしょうか。
※2015年8月撮影
フェリーの上甲板。右舷の三井造船玉野事業所が遠ざかってゆきます。
※2015年8月撮影
ファンネル(装飾煙突)の後に宇野港や葛島などが見えます。
※2015年8月撮影
左舷には左に荒神島。手前の帆掛石の灯標、奥に直島が見えました。良い漁場なのか漁船がたくさんいます。
※2015年8月撮影
右舷は本州(児島半島)の犬戻鼻、こちらにも灯標があります。
※2015年8月撮影
児島半島が遠ざかります。三井金属鉱業日比精錬所の紅白煙突が目立ちます。
※2015年8月撮影
トップ画像の大槌島。本州と四国のちょうど中間地点です。かすかに瀬戸大橋が見える様な気もします。
※2015年8月撮影
望遠レンズで見ると本当に見事な円錐形です。無人島ですが、江戸時代は領地を主張するために畑を作ったという記録がある様です。
※2015年8月撮影
フェリー後方、大槌島も遠くなってゆきます。
※2015年8月撮影
直島に行くフェリーとすれ違います。ハデな水玉模様は直島に水玉アーティスト草間彌生婆様(筆者の配偶者も現代美術の作家です ウチでは親しみをこめて草間彌生さんのコトを”婆様”と呼ぶのです)の「南瓜(カボチャ)」があるからでしょうか?
※2015年8月撮影
直島行フェリーを見送っていたら、いつの間にか髙松港に入っていました。右は鬼ヶ島(女木島)。
※2015年8月撮影
慌てて前部に行くと接岸直前でした。
※2015年8月撮影
炎天下、髙松駅まで歩きます。そして徳島を目指します。
※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。
※価格、駅などは2015年当時のものです。
(写真・文/住田至朗)