福塩線は 非電化区間が良いです【50代からでも鉄道趣味】

2020.12.03

※2015年12月撮影

トップ画像は、福塩線府中駅ホームの国鉄105系直流電車。福山駅から乗って来ました。折返し運転で既に尾灯が点いています。

福塩線の電化区間を府中駅に向かっています。

そうでした。福塩線の歴史を簡単に振り返っておきます。元は1914年(大正3年)両備軽便鉄道が両備福山駅~府中駅間に軌間763mmの軽便鉄道を開業したのが始まりでした。1927年(昭和2年)には直流750Vで電化されます。1933年(昭和8年)国有化、福塩線になりますが、同じ年に福塩南線に改称。1935年(昭和10年)山陽本線福山駅から横尾駅間が新線で敷かれ全線が狭軌に改軌されました。

国有化後、福塩北線が敷かれ1938年(昭和13年)福塩線全通。1954年(昭和29年)下川辺駅まで電化され、1961年(昭和36年)直流1500Vに昇圧。1981年(昭和56年)国鉄105系電車が運用開始。1989年(昭和64年)芦田川に八田原ダム建設(竣工は1998年)で河佐駅~備後三川駅間が八田原トンネル(6,123m)経由の新線に付け替えられました。旧線区間にあった八田原駅は廃止。

万能倉(まなぐら)駅。駅名、読み方がかわっています。「ばんのう」ではなく「まな」と読むのは初めて見ました。駅所在地は広島県福山市駅家町大字万能倉。1914年(大正3年)軽便鉄道時代の開業です。昭和11年に作られた木造駅舎があるのですが、撮影してません。

※2015年12月撮影

これまた珍しい駅名の駅家駅。JR駅で「駅」で始まるのはこの駅だけです。駅所在地が広島県福山市駅家町なのです。万能倉駅も同じ町内。1914年(大正3年)軽便鉄道時代の開業。ここの駅舎も1934年(昭和9年)に建てられた木造駅舎です。

※2015年12月撮影

戸手駅。1914年(大正3年)軽便鉄道時代の開業。今は単式ホームの棒状駅ですが、相対式ホームだった時代の廃ホーム跡が残っています。後方展望を撮りましたが、ピンボケなので割愛。

※2015年12月撮影

鵜飼駅。1914年(大正3年)軽便鉄道時代の開業。駅の北西に芦田川がありますが、鵜飼をしていたのかな。

※2015年12月撮影

14:50 府中駅着 乗り継ぎ待ち 15分

※2015年12月撮影

あまり時間はありませんがとりあえず駅を出て駅舎撮影。

※2015年12月撮影

府中駅から塩町駅(三次駅)までは非電化区間。駅舎側2番ホームに三次行。JR西日本キハ120形320。320は1994年(平成6年)製の3次車、89両作られたキハ120形の中で3次車は最大勢力の59両が作られました。

※2015年12月撮影

早速乗って前面展望。この車両は前面展望が撮り易いのです。

※2015年12月撮影

1962年(昭和37年)府中駅~下川辺駅間の電化は廃止されています。つまり府中駅から先は架線が無いのです。

※2015年12月撮影

・・・が、走り始めて単線になってから50mちょっとの区間は架線があります。理由は分かりません。

※2015年12月撮影

福山駅から府中駅まで福塩線は芦田川の左岸を走ってきましたが、ここで芦田川を渡って右岸を進みます。

※2015年12月撮影

福塩線には

地盤脆弱、落石防止や保守点検合理化を目的として25km/hから30km/hの速度制限箇所が多数あります。この先137mは、30km/h制限です。福塩線を貨物列車が走るのか否か分かりませんが流石に重いので20km/h制限。右側に「点滅型特殊信号発光機」があります。

※2015年12月撮影

筆者は芸備線と並んで福塩線非電化区間も大好きです。正に閑寂。

※福塩線は2020年7月豪雨で斜面崩落などが発生。府中駅~塩町駅間が不通になりました。コラムを書いている7月28日時点では復旧の日取りなどは発表されていません。気がかりです。

※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。

※価格、駅などは2015年当時のものです。

(写真・文/住田至朗)


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