新商品「きまずい棒チョコ風味」のビジュアルイメージ(写真:銚子電気鉄道)

7月5日は、ある地方ローカル線の誕生日。千葉県の銚子電気鉄道(銚電)は大正年間の1923年に誕生し、2024年7月に開業101周年を迎えた。

最近、新車(2024年3月にデビューした元南海の22000形電車)の話題で持ちきりの銚電だが、鉄道に関心のない人も興味を持つのがぬれ煎餅やカレーといった鉄道生まれの食品類。そんなヒット商品の一つ、人気の「まずい棒」に新バージョンの「きまずい棒チョコ風味」が加わった。

あらためて披露すれぱ、「味はウマいが、経営状況はマズい」がネーミングの由来。おなじみの自虐ネタだ。まずい棒では「沖縄パイン味」以来のスイーツ系で、スナック系のまずい棒をくるむのはチョコレートではなくココアパウダー。甘みはあってもクドくなく、夏でもさっぱりした食感がセールスポイントだ。

ADVERTISEMENT

1990年代のトレンディードラマ「101回目のプロポーズ」ならぬ、銚電の101回目の誕生日のテーマは、身もふたもなく「きっぷ買ってください」。振り返れば、2006年にぬれ煎餅が誕生した際の銚電社員のせりふは、少々の気まずさを交えた「ぬれ煎餅買ってください。電車修理代を稼がなくちゃいけないんです」だった。

チョコ風味のパッケージは、ホラー漫画家の日野日出志さんがデザイン。恋のキューピッドにふんした、キャラクターのまずえもんとまずかちゃんが登場する。キャラの手元には、硬券をあしらった。仲ノ町、犬吠、外川(休業日あり)の3駅と、ぬれ煎餅駅(銚子市内の土産売店)、銚子電鉄オンラインショップで取り扱う。

記事:上里夏生

【関連リンク】