トップ画像は、宇都井駅地上からのほぼ全景。・・・と言っても筆者は短い停車時間に116段の階段を登り降りする根性は無いので、画像素材サイトのレンタルフォトです。

三江線は江の川に沿って進みますが、雲を被った山の向こうまでトンネルに入ります。

※2015年12月撮影

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トンネルを抜けると蛇行してきた江の川を渡ります。

※2015年12月撮影

宇都井駅予告票のある宇都井トンネル(1540m)に入ります。

※2015年12月撮影

宇都井トンネルを抜けたらすぐに宇都井駅です。江津駅から74.8km。2時間以上かかりました。8時17分着。

※2015年12月撮影

駅が廃止されるまでは、地上からホーム・待合室まで日本一高い20mの駅でした。バリアフリー設備は無く、116段の階段を登り降りする必要がありました。高齢者や妊婦さんにはキツいですね。

ホームの先も、またすぐにトンネルです。

※2015年12月撮影

駅名標。1975年(昭和50年)三江線全通時に開業しました。そして三江線全線廃止に伴い2018年(平成30年)4月、廃駅。駅を中心とした半径500mの円内の住人は、18世帯45人。(2010年国勢調査)

※2015年12月撮影

「写真を撮りたい方は、どうぞホームに出て撮影してください」とワンマン運転士さんからのアナウンス。こんなサービスをやっているとは知りませんでした。皆さんゾロゾロと降りて思い思いに写真を撮ります。・・・と言っても筆者を含めて5-6人でしたが。

これは江津駅から乗っているキハ120-313。

※2015年12月撮影

後側。南側の地上には宇都井の家々。宇都井で一番広い平地は眼下の県道292号線を1kmほど南下(写真では上って行く感じ)した辺りです。

※2015年12月撮影

左は南側、右は北側の眺めです。右の写真の左端に辛うじて地上への階段塔が写っています。

※2015年12月撮影

縦型の駅名標、っていうかもう少し左に寄せて撮れよ! と後で気が付くマヌケさ。現場では停車時間が短いので慌てて撮っていたのです。

※2015年12月撮影

これが江津側の宇都井トンネル。

※2015年12月撮影

こちらは前方、三次方面のトンネル。名前と長さは調べていますが、力不足で分かりません。

※2015年12月撮影

発車して後方展望。トンネルに入ります。どうにか階段部分が写りましたが、とても地表までは入りません。何しろ20mですから。ビルで言えばほぼ7階です。

※2015年12月撮影

三江線のハイライト、宇都井駅を過ぎて少しホッとしました。2時間以上前面展望を撮っていささか草臥れてもきました。三次まで1時間ちょっとです。

※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。

※価格、駅などは2015年当時のものです。

(写真・文/住田至朗)※トップ画像はレンタルフォト