西武池袋線にある菜の花畑のリアル
秋も冬も季節をとわず、毎日が菜の花畑のなかに腰かけて移動している感覚―――。
池袋と所沢を2往復してみて、そう感じた。ここは西武鉄道001系ラビュー車内。
都心から遠く離れたJR線の小さな駅の前に住んでると、所沢の人たちがうらやましく思う。
特急料金400円を追加するだけで、毎日が菜の花畑のなか。力強いダンパーとボディ剛性からか、通勤電車のごつごつした揺れや、新幹線のようなずんずんと底から響く震えもない。むしろ001系のささやかなゆりかご的な揺れが、心地いいぐらい。
―――そんな個人感覚な話はこれぐらいにして、リアルな西武特急001系の状況を。
まず、平日は池袋〜所沢のニーズがめちゃめちゃあること。世代や性別、グループ構成を問わず、人気。
券売機購入もネット予約もできないこちらは、有人カウンターに行く。
「大人2枚、池袋から所沢まで。車両後方の座席で、目の前が柱じゃない席」
「はい、6号車●A●B席でお二人、800円です」
平日16時台に池袋を出る特急むさし飯能行きにのると、こんな乗客といっしょになる。
・いまもむかしも変わらない。西武デパートのサークル模様の買い物ビニールを持った老夫婦
・ひたすらスマゲーと向かい合う20代男性
・タピオカをストローですくいながらテーブルにお菓子をひろげる20代女性2人
・パソコンを開けてExcelのスプレッドシートを埋めていくスーツ姿の男性
西武特急ラビュー001系むさしは、こうした乗客をのせて、複々線の外側線をつーっとかけていく。
で、こうしたラビューの人たちは、ほぼみんな、所沢で降りる。所沢を出るラビュー001系は、誰もいない静かな菜の花畑。
帰りもそう。所沢から、西武ライオンズの応援ユニを着た人が、静かにビールを開けて、わずか20分という乗車時間に、自分のゲームを整理する―――。
そんな西武鉄道 池袋線の菜の花畑。電鉄のブランド醸成力を感じた片道20分だった。
山陰線 馬路駅前にある
奇跡のカフェ
波のおと
風が運ぶにおい
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