熱海プリンと伊東線電車。線区はJR東日本ながら車両は相互直通運転を行う伊豆急行の8000系(写真:JR横浜湘南シティクリエイト)

最近、首都圏からの旅行目的地として人気急上昇の静岡県熱海。熱海観光のメニューといえば温泉と海岸、そしてグルメだ。

今回ご紹介するのは、熱海始発のJR伊東線で一駅目、来宮駅の話題。JR東日本の横浜支社エリアの地域子会社・JR横浜湘南シティクリエイト(YSCC)は2025年4月25日、来宮駅構内に「熱海プリン 来宮駅店」をオープンした。

駅舎を耐震化するのにあわせて、待合室の一角に店舗を開設。〝レトロかわいい〟をコンセプトに、駅近くの名所で来福・縁起パワースポットして知られる来宮神社をイメージした商品を販売する。

一番人気は、もちろん店舗名の熱海プリン。地域トップの人気スイーツで、古き良き時代を思わせるなつかしい味でファンを増やす。2017年に初登場した。YSCCは、これまでに趣向を変えた4店舗を熱海エリアに展開。来宮駅店は5店舗目になる。

来宮駅店のテーマは「みんなの待ち合わせステーション」。店舗デザインはパステルカラーでまとめ、列車内、駅ホーム、駅きっぷ売り場など、駅ショップらしさを打ち出した。

店舗前には、チョークで書くなつかしの伝言板も。グッズ類では、駅名標をモチーフにしたアクリルキーホルダーも販売する。

記事:上里夏生

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