いま子どもたちが「しんぶんちゲーム」に夢中! 集中力アップやストレス減のパワーをもつ新聞の底力と可能性

2020.11.13

ネットニュースに YouTube、Twitter、Instagram と、ネット系メディアや SNS をみる時間が当たり前のように暮らしに入り込んできたいま、紙の新聞を使ったゲームが子どもたちに人気。

題して「しんぶんちゲーム」。手がけたのは、全国の新聞・通信・放送 129社が加盟する、日本新聞協会(一般社団法人)。

しんぶんち(新聞知)ゲームは、「新聞から得られる「知」は知識だけではなく、ゲームとして遊ぶことで技能や思考力、協調性など多くの「知」を体得できるメディア」という想いでつくられたゲームで、特設サイト(https://np-labo.com/shinbun_wa/)からゲームをダウンロードして新聞といっしょにトライする。

新聞の意外なゲーム性に夢中! さらに9種類のゲームを追加

ゲームは、コミュニケーション・スピード・アクションの3カテゴリから選べる。コミュニケーションは、新聞の記事を使って、自分だけの発想と表現でおもしろさを競うゲーム。

スピードは、新聞の記事の中から、すばやくかつ的確に言葉や写真を探し出す、速さを競うゲーム。アクションは、新聞紙を使って、身体を動かしながら知恵と工夫の上手さを競うゲーム。

今回、これら3カテゴリの「しんぶんち(新聞知)ゲーム」に、新たに9種類のゲームを追加。30種類に増えた「しんぶんちゲーム」は「しんぶんの“ワッ!”」特設サイト(https://np-labo.com/shinbun_wa/)で、無料ダウンロードできる。

集中力や興味の幅がアップ! 脳波測定実験で判明

この「しんぶんちゲーム」で遊んでいる子どもたちを脳波測定したところ、集中力は開始前と比べ最大20%高まり、興味の幅も最大30%拡張、ストレス度は21%減少したことが判明した。

「しんぶんちゲーム」を開発した鳥取大学 大谷直史 准教授(コミュニケーション学)は、こう分析する。

「子どもたちは自分の得意な力を使ってゲームを楽しむいっぽう、いっしょに遊ぶ友だちとのコミュニケーションのなかで苦手な分野にも楽しみながら取り組んでいる。これが興味関心の幅を広げているのではないか」

さらに、知育に新聞を活用する利点について、「子どもたちにとって新聞は一見、難しく感じるかもしれないが、ゲームを通じてストレスなく活字に触
れるきっかけになる」と期待を寄せる。

―――ゲームとして遊ぶことで、技能や思考力、協調性など多くの「知」を運んでくれるメディア、新聞。日本新聞協会が届ける「しんぶんちゲーム」は、まだまだ知らなかった可能性をはらんでいるのかも。

こちらの記事もオススメです