東急と東急電鉄は、DX推進の一環として公式サイトを全面リニューアルしました。
新サイトでは、企業情報だけでなく、東急線の運行・各駅情報や、東急グループ各社が展開する事業・サービスや東急線沿線を中心とした「まち」に関する情報も発信されます。リニューアルでは、主に以下の点が大きく変わりました。

「まちを楽しむ」「電車に乗る」などページ構成を変更

新サイトでは
「まちを楽しむ」→東急線沿線の暮らしに関する情報コンテンツ
「電車に乗る」→東急線に関する情報
「東急の企業情報」→会社概要、ニュースリリース、株主・投資家情報、採用情報など
「東急電鉄の企業情報」→会社概要、ニュースリリース、安全・環境への取り組み、各種方針など
という、大きく4つのページ構成になっています。

各トップページ(イメージ)

新しい公式サイトでは、既存の企業情報に加え、東急線の運行情報や各駅情報がより分かりやすく提供されます 。特に、注目すべきは、新しく加わった「まちを楽しむ」コンテンツです。

「まちを楽しむ」コンテンツとは?

「まちを楽しむ」ページ内の記事(一部)イメージ

このコンテンツでは、グルメ・ショッピング・暮らしなど、東急線沿線での生活シーンに寄り添い、新たなまちの魅力発見につながる情報やコンテンツが発信されます。
東急がテクノロジーで街を豊かにするために2021年7月に設立したDX特別組織「URBAN HACKS」内の「東急公式サイト編集部」が中心となり、随時新たな記事を制作・公開する予定です。また2025年夏頃からは、東急線沿線を中心に所在する東急グループ施設で開催される最新のイベント情報も掲載予定です。

そして、コンテンツだけでなく、サイトのデザインも変わります。

すべての人が使いやすいウェブサイトへ

トップページにおける東急線に関する情報(左:スマートフォン版、右:パソコン版)イメージ

利用者の情報取得手段がデジタルへと大きくシフトしており、日常的に接触するスマートフォンなどのデジタル端末を通じた情報提供の重要性は高まっています。そこで、特にスマートフォンでの閲覧・操作がしやすいデザインを採用し、トップページでの運行情報の視覚的な確認のしやすさや、駅構内図・バリアフリー設備情報などの見やすさも向上しています

このリニューアルは、リアルとデジタルの融合による次世代のまちづくりを推進する東急の「DXレポート」発行や、デジタルを活用した顧客体験(CX)向上を掲げる東急電鉄の中期事業戦略(2024~2026年度)とも連携しています。新しい公式サイトを通じて、東急グループ全体の顧客接点を拡充し、お客さまの暮らしをさらに便利で豊かなものにすることを目指しているようです
(画像:東急・東急電鉄)

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