ホームの様子は変わりません【木造駅舎巡礼07】日田彦山線09

2020.12.31

※2015年8月撮影

トップ画像は、JR九州日田彦山線大行司駅。2017年(平成29年)7月の九州北部豪雨によって、元々あった木造駅舎は、右奥の法面を大量の土砂が流れ落ちてきたことで押し流され倒壊してしまいました。

新しい駅舎は、2019年(令和元年)12月に復元されました。残念ながら筆者は、オリジナルの古い木造駅舎を写真でしか見たことがありません。右上、日田彦山線軌道の上、崩れた法面が修復工事中です。ここから土砂が下り落ちてきたことが分かります。

※2020年8月撮影

駅名は「行司」にちなんで大相撲の筆頭、立行司第四十一代式守伊之助さんによって揮毫されたものです。

※2020年8月撮影

駅舎南側。幸い大行司駅ホームに上がる階段は被害を受けていない様です。

※2020年8月撮影

駅舎のホーム側。待合室が整備されていますが、訪問した時は施錠されていました。

※2020年8月撮影

古い駅名標が掲示されています。

※2020年8月撮影

大行司駅は、1946年(昭和21年)隣の宝珠山駅から2.0km延伸され終着駅として開業。大行司駅から彦山駅が開業したのは1956年(昭和31年)です。1960年(昭和35年)日田彦山線所属駅になります。国鉄分割民営化でJR九州に移管され2001年(平成13年)無人化。2017年(平成29年)の九州北部豪雨で倒壊した駅舎に替わり新駅舎が2019年(令和元年)12月完成。

九州北部豪雨の時に土石流で流された筑前岩屋駅のレールが展示されていました。

※2020年8月撮影

では階段を上ってホームに行きます。この日、このエリアの最高気温は37.7℃。体温よりも高いのです。ハッキリ言って意識が朦朧(もうろう)とするような暑さでした。

※2020年8月撮影

階段の途中から駅舎を見下ろします。

※2020年8月撮影

左が上りホーム、右の下りホームには構内踏切で渡ります。踏切から小倉駅方面。

※2020年8月撮影

こちらは夜明駅方面。左上の法面が崩落しました。

※2020年8月撮影

上りホームの向こうに見える山は城ヶ迫(じょうがさこ 545.5m)。

※2020年8月撮影

構内踏切です。信号機は消えています。

※2020年8月撮影

下りホーム。ここに採銅所駅で見たキハ147-1033(と107)が九州北部豪雨の日に停車しました。幸い被災はしませんでしたが10月まで三ヶ月間ホームに撮り残されていたのです。

※2020年8月撮影

剰りに暑いので左の日影に退避して休憩します。でも虫だらけ!

※2020年8月撮影

この風景は、車窓から見たものと同じです。

※2020年8月撮影

こちらは車窓から、2015年(平成27年)8月撮影。

※2015年8月撮影

下りホームの小倉側端部から。上りホームの横に階段よりは緩やかな坂道があります。

※2020年8月撮影

東峰村立宝珠山小学校跡が見えます。村では跡地利用を考えている様です。古い木造校舎を保存したくなりますね。

※2020年8月撮影

では次の駅に行きます。

今日は大晦日ですね。掃除は終わりましたか? 良いお年をお迎えください。元旦もこのまま進行します。

(写真・文章/住田至朗)


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