高野線紀伊清水駅の駅舎をリノベーション、紀州へら竿の製作工房開業へ 南海電鉄 駅係員無配置駅 初の試みも

2021.01.13

画像:南海電鉄

南海電鉄は橋本市および紀州製竿組合と共同で紀伊清水駅駅舎リノベーションを行い、紀州へら竿工房「匠工房」を開業する。駅舎西側を工房スペースとし、これまでの駅舎の姿は可能な限りそのまま活用。歴史を感じる駅舎と伝統工業が合わさったレトロな空間を創出する。今年1月~2月ごろオープン予定。

へらぶな釣りの聖地「隠れ谷池」の最寄り駅に工房を開業し、130年以上の歴史を誇る「紀州へら竿」の製作体験プログラムを設けることで、全国100万人と言われるへらぶな釣り愛好家や、同エリアになじみのない人に足を運んでもらうのがねらい。営業時間は火・水・木・土の各日8時30分~16時30分(体験は9時~16時)。体験料金は1回1時間2,000円から。

また、同駅は2010年に駅係員無配置化されていたが、本取組により、工房に駐在する紀州製竿組合工房職人が鉄道利用者のお手伝いや駅施設の美化活動を行うことになる。テナント運営と駅係員業務(一部協力)の一体的な運用は、同社の駅係員無配置駅では初めての試みという。

同社は高野山と高野山麓エリアへの来訪者層の拡大・回遊性向上を目的に各種取組を推進しており、これまでにも「こうや花鉄道 天空」の運行や九度山駅舎のリノベーション、極楽橋駅のリニューアルなどを進めてきた。

高野山・高野山麓エリアにおける取組事例 画像:南海電鉄

鉄道チャンネル編集部


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