海遊館トレイン外観 画像:近畿日本鉄道株式会社

海遊館の開業30周年を記念した近鉄「海遊館トレイン」の内装が、2021年1月14日から一部リニューアルされます。

5800系(6両編成)を使用した「海遊館トレイン」は、海遊館30周年のスローガン「まいにち奇跡。」と近鉄の経営理念”「いつも」を支え、「いつも以上」を創ります。”を掛け合わせ、日常の何気ない移動時間に、海の美しさや生き物の不思議さを感じてほしいという思いを込めてデザインされたラッピング車両です。2020年4月3日(金)から運行を開始しました。

今月14日からは、「共に支え合って生きる大切さ」や「差し込む光に明るい未来を」の思いを込めて、「2021年という新たな年が、少しでも明るい一年になってほしい」という願いから、「ゆらゆら、きらきら」をテーマに優しい色彩で車内吊り装飾を一新します。

車内吊り「海中に差し込む光」

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3車両にシフォン布とパールを使用した車内吊り「海中に差し込む光」を掲出。これは海中に差し込む光を表現したもので、電車の揺れや風でシフォンが柔らかく揺れる様子を楽しめます。

車内吊り「陽の光に照らされた海面」

同じく3車両に車内吊り「陽の光に照らされた海面」を掲出。見る角度でブルーやピンク、ホワイトに見える偏光スパンコール布を使用することで海面を表現しています。スパンコールの奥には、魚たちのシルエット2種を見つけられるとか。

車内吊り「宙に浮かぶくす玉」

車内吊り「宙に浮かぶくす玉」は全6車両に、上記2つのデザインと交互に掲出します。車両の外観にも用いられているくす玉をイメージしたモチーフが印字されており、淡い色合いの海の生き物たちが車内を彩ります。

「海遊館トレイン」の運行期間は2021年9月まで(予定)。近鉄奈良~神戸三宮間を走ります。

鉄道チャンネル編集部