銚子電鉄、「赤字が消える!暗記セット」などで教育業界に潜り込み
コロナ禍による乗客数減少を受け、依然として予断を許さない赤字の状況が続く銚子電鉄。
同社はこのほど「何とか赤字を消したい」という願いを込めて「赤字が消える!暗記セット」を発売。内容は赤インクのサラサクリップ1本とチェックシート赤1枚(コンサイスサイズ)で、寺井広樹氏が考案した。価格は500円(税込)で、銚子電鉄オンラインショップから購入できる。
「創業以来、幾度も廃線危機に直面しながら経営難を乗り越え、走り続ける強運をお裾分けした縁起ものです」(同社)
「当社は暗記よりむしろ忘れたいことが沢山ございますが、自粛生活が続く中、少しでも明るい話題をお届けできれば幸いです」(同社)
ボールペンの本体には万年筆ならぬ「万年赤字」と印字。これを赤字にしなかったのは「何とか黒字化したい」という強い意志の表れだという。
その他にも、帯だけが銚電オリジナルの「今日も安全うんこうドリル」や「2021合格祈願切符」「鰯の力」などを用意し、教育業界にも手を広げる。