JR東海が開発した新幹線 最新モデル N700S は、日立製作所と日本車輌製造で、ほぼ1か月に1本のペースで製造が続いている。

JR東海J編成の増備が続くなか、いよいよJR西日本にも N700S が上陸し始めた。

JR西日本は、2020年10月公表時点で、この N700S を2020年度中に2本導入すると伝えている。

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その公表どおり、日立製作所と日本車輌製造から1本ずつ、JR西日本版 N700S が出場し始めた。

JR西日本版 N700S の編成コードはH。番台区分は3000番台。H1編成とH2編成がJR西日本 博多総合車両所 に入ってくる。

日本車輌製造 豊川製作所でつくられた N700S H編成は、その10km南にある豊橋港へ陸送され、船で九州 博多港へと運ぶ。

山口県下松市の日立製作所 笠戸事業所から出てくる N700S H編成も同じく、船で博多港へと運ぶ。

JR西日本は、2020年度に投入する N700S を2021年2月以降に投入すると伝えているから、博多総合車両所に入ってくる N700S H編成本は今後、試運転などを重ねて近々、営業運転に入る見込み。

まだ700系も走るJR西日本 山陽新幹線 車両グループ。500系・700系・N700系に、新たに N700S が加わるバラエティな山陽新幹線の旅が、いまから楽しみ。

◆東海道新幹線 N700S 新型車両 が入る列車がわかる化、3月から1日9往復
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