JR東日本スタートアップ、東大発ベンチャーと提携 鉄道インフラのモニタリングや建設現場IoT化めざす
JR東日本スタートアップは2021年4月5日、ソナスと資本業務提携することに合意したと発表。
ソナスは2015年に設立された東大発のベンチャーで、センシングに関するハードウェア、ソフトウェア、サービスの企画設計、製造、販売を手掛ける。
鉄道事業の建設工事現場やメンテナンス部門で使用される機器には案件ごとに個別開発されたもの、通信を有線で行うものが多数存在し、それらの計測装置や安全装置等の運用には多大な作業時間・要員を投入しているのが現状だ。
今後はソナスの無線通信技術と様々な案件で共通に使えるセンサなどの活用を通じて、建設現場・鉄道メンテナンス分野の無線IoT化・効率化・装置開発~運用のコストダウンを図る。
スマートステーション/シティへの実装などを通じた駅や地域の価値向上も視野に入れているという。
鉄道チャンネル編集部
(写真:JR東日本スタートアップ)