JR西日本 七尾駅1番のりば 壁面完成除幕式 実施
JR西日本七尾鉄道部は、七尾線電化25周年を記念し七尾駅リニューアル工事を実施してきた。
そのメインとなるのはJR西日本金沢支社内では初めてとなるユネスコ文化遺産を駅装飾に用いる取り組み。その1番のりば壁面の「ユネスコの無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」の一つである「青柏祭の曳山行事」のでか山をデザインした壁画」が竣工した。
その完成除幕式が2月28日(火)に行われた。除幕式にはJR西日本七尾駅長をはじめ、七尾市産業部、七尾市観光協会、七尾市商工会議所、府中でか山保存会、鍛治町でか山保存会、魚町でか山保存会の方々が参列した。
七尾駅と言えば、のと鉄道との乗換駅でもある。実態は和倉温泉までJR西日本が第一種鉄道事業者、穴水までは第三種鉄道事業者として線路などを所有している。のと鉄道は穴水まで第二種鉄道事業者として列車を運行している。
かつてはのと鉄道が能登線(穴水から蛸島間61.0km)を運行していたが、残念ながら2005年に全線が廃止されてしまった。この能登線はトンネルが多く、49もあるトンネルが「いろは順」で呼ばれるなどユニークな路線だった。
七尾駅に行くと懐かしく思い出す。この新しい壁面装飾も早く見てみたい。春の能登半島も魅力だ。
※写真はJR西日本ホームページより