2021年4月、クルマで都内西部の街道を走っていたときに、クラシックギターの弦を買いたいってことでリサイクルショップ「ハードオフ」に立ち寄った。

目当ての「MATSUOKA MC-1000MT」を440円で購入し、ジャンク品コーナーのなかを抜けて帰ろうとしたら……。

ジャンク品のプラ箱のなかからごろごろといろいろ探してしまう、ハードオフ罠にはまってしまい、↑↑↑こんなレンズをみつけた。

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「SIGMA ZOOM 100-300mm 1:4.5-6.7 DL」。キヤノンマウントで550円。

たまたま、メルカリで3000円で買った「キヤノン EOS kiss X3」を持ち歩いていたので、「ジャンク品に自分のカメラボディをつけて動作確認してみていいですか」「はいどうぞ」って店員と話して、ボディに SIGMA ZOOM 100-300mm をつけてみた。

ピピッ、パシャ。いちおうシャッターは切れるみたい。100mm側、300mm側もいちおう撮れる。ハードオフ店内では、撮れた。店内では!

「よし、これも買ってみよう」。外はすでに暗くなっていたので、「あした試し打ちしてみよ」ってことで自宅へ戻った。

翌日、晴天のなか、再びシャッターボタンを押してみると……出た!

「Err01」「カメラとレンズの通信不良です」エラー表示!

なんどやっても太陽光のもとでは、このエラーが出て撮影できない。

そうだったんか。室内の灯りぐらいでは、だましだまし撮影できるというジャンク品だった。

↑↑↑画像の京浜東北線E233系が、シャッターが切れる明るさの限界。空を撮ると、また「Err01」「カメラとレンズの通信不良です」。

ジャンク品で、550円のコストを取り返せる鉄道撮影シーンは、ほとんどないか。

300mm側で暗い撮影は、三脚が要るし……。

はい惨敗。