※2021年4月撮影

トップ画像は、西武鉄道新宿線下落合駅ホームから撮った上り急行電車西武新宿行。三代目L-trainです。新井薬師前駅で撮った車両の写真がないのでピンチヒッター。

新井薬師前駅南口から南に向かいます。新井薬師を目指して歩くのです。ポケットにはマップが入っています。

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※2021年4月撮影

駅前を離れるとイキナリ人通りが少なくなりました。

※2021年4月撮影

ずいぶん久しぶりに赤・白・青三色のサインポール(barber pole)を見た様な気がします。子供の頃は親に「散髪屋さんに行きなさい」といわれて髪を切ってもらっていましたが、高校時代からロック小僧なのでず~っと基本的に長髪です。バイト中に剰りの暑さに発作的に坊主アタマにした事がありますが。(笑)

※2021年4月撮影

五叉路の交差点。信号には「新井薬師門前」と表示されています。正面に参道とあるので歩いて行こうとしましたが、ポケットのマップで確認すると右の方向です。

※2021年4月撮影

真言宗豊山派・新井山梅照院というのが、実は新井薬師。由緒は鎌倉時代末期に行脚僧が緑と水の豊かな新井の里が気に入って住み着き庵をむすんだことから始まります。天正14年(1586年)住み着いた庵近くの梅の古木から二仏一体の仏像が発見され、それを祀る堂を建立、それがこのお寺になりました。

※2021年4月撮影

ご本尊は、二仏一体(薬師如来/表側・如意輪観音/裏側)。祈った者の眼病が治ったということから「目の薬師」、また如来の啓示から寺で小児薬を調合し多くの子供を救ったことから「子育て薬師」として信仰されてきました。ご本尊は秘仏、寅年にご開帳されます。

※2021年4月撮影

このエントランス部分が個人的にはとても好きです。

※2021年4月撮影

山門をくぐります。

※2021年4月撮影

立派な香炉。

※2021年4月撮影

本堂。薬師如来の真言(オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ)が貼ってありました。

※2021年4月撮影

山門脇に朱塗りの薬師霊堂(多宝塔)があります。

※2021年4月撮影

お隣の豊川稲荷の神様にもご挨拶して駅に戻ります。

※2021年4月撮影

踏切の北側の商店街に「丸十パン」を発見。

※2021年4月撮影

2歳から小学2年生まで住んでいた公団阿佐ヶ谷団地に、自転車でパンを売りに来るおじさんがいて、ボンヤリ「まるじゅうパン」と呼んでいた記憶があります。まさかここから来ていたとは思いませんが、懐かしい名前です。円錐形の「甘食」が食べたくなりました。

次回は沼袋駅に向かいます。

(写真・文章/住田至朗)

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。