駅間はシールド工法【駅ぶら04】新宿線17

2021.06.21

※2021年3月撮影

トップ画像は、前面展望で新宿線沼袋駅駅下りホーム到着時に、上りホームの各駅停車西武新宿行を撮りました。筆者の大好きな30000系スマイルトレイン。

前面展望は新井薬師前駅を出発。駅の西側「新井薬師前第1号」踏切です。

※2021年3月撮影

新宿線は16.7パーミルの勾配を下ります。この区間も地下化されますが、駅の部分とは工事の方法が異なっています。

※2021年3月撮影

西武鉄道ホームページ「新宿線中井~野方駅間連続立体交差事業のご案内」「工事の順序」にある工事の断面図を見てみましょう。

新井薬師前駅の工事は開削工法でした。簡単に言えば溝を掘って工事を行い、最後に土を埋め戻すやり方です。

それに対し途中区間はシールド工法、つまり機械で地中にトンネルを掘り進む工法です。高速道路など通常のトンネル工事でも採用されていて日本の優れた技術力が発揮されます。

※西武鉄道「新宿線中井~野方駅間連続立体交差事業のご案内」「工事の順序」から

工事が終わった後、地表は更地になります。

※西武鉄道「新宿線中井~野方駅間連続立体交差事業のご案内」「工事の順序」から

地上からは地下の工事は見えません。最終的には地下に移設される駅と線路が繋がりますが、きっと難しい工程があるのだと思います。

「新井薬師前第2号」踏切から西側は沼袋駅地下化工事区間になる様です。

※2021年3月撮影

「新井薬師前第3号」踏切を過ぎると左にカーブします。

※2021年3月撮影

新井薬師前駅の地下化では駅の北側に施工ヤードが広がっていましたが、沼袋駅は左(南)側にも施工ヤードがある様です。

※2021年3月撮影

地下化工事前の沼袋駅は相対式ホーム2面2線の間に上下追越線2本の構造でしたが、現在は、上下共用の追越線1本(副本線)になっています。トップ画像はこの直後のカットです。

※2021年3月撮影

下り仮設ホーム、左(南)側施工ヤードでは駅の地下化工事が行われています。

※2021年3月撮影

下りホームの本川越駅側に改札口がある様です。沼袋駅の西側は「沼袋第1号」踏切です。

※2021年3月撮影

下りホーム駅名標。

※2021年3月撮影

沼袋駅は1927年(昭和2年)開業。1955年(昭和30年)島式ホーム1面2線の外側に上下2本の追越線を新設。1983年(昭和58年)新駅舎が北口に完成。駅の構造が相対式ホーム2面2線の内側に上下追越線2本の構造に変更されました。2000年(平成12年)南口新設。2017年(平成29年)駅の地下化工事にともない追越線が上下共用の1本になります。2018年(平成30年)南口駅舎が仮駅舎に切り替え。跨線橋の使用が終了。新たに仮設の地下通路が設けられました。

新井薬師前駅でも書きましたが、筆者はオリジナルの沼袋駅を見ていません。学生時代友人の家があったので1970年代に来たはずなのですが、記憶に残っていないのです。

では次回も沼袋駅です。

(写真・文章/住田至朗)

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。


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