マジで最高の木造駅舎です【木造駅舎コレクション】020
※2021年4月撮影
トップ画像は、JR九州日豊本線東別府駅です。駅舎側のホームで写真を撮っていたら貨物列車が来ました。慌てて明るい方にカメラを向けたのでヘッドマークがトンでしまい上手く写っていません。EF 81 452が春の交通安全運動実施中のヘッドマークを付けています。
デジカメが明るさに対応する前に先頭の電気機関車は通過してしまいました。
※2021年4月撮影
トップ画像の直前に撮っていたカットです。木造駅舎の上屋の梁を写していたのでオート設定のカメラは「感度が上がっている状態」だったのです。
※2021年4月撮影
かつては老朽化が進んでいたので取り壊すという話が進行したこともあったようで、ここまで修復されて本当に良かったと思います。
※2021年4月撮影
奥で日豊本線を越えている高架道は、大分県道51号別府狹間線。駅名標込みのカットです。
※2021年4月撮影
跨線橋に上がって駅舎のある別府方面を見ています。
※2021年4月撮影
反対の大分方面。右に高崎山(628m)がありますが日豊本線下り線は山裾の海際を走ります。(田ノ浦の部分はトンネル)上り線はすぐにトンネルに入ります。遠く対岸に大分の日本製鉄工場などがシルエットになっています。
※2021年4月撮影
跨線橋から木造駅舎アップ。瓦屋根が実に美しいです。手前の巨木は種類は分かりませんがかなり怪異な姿の幹が印象的。
※2021年4月撮影
上りホームに降りて駅舎と駅名標の後に怪異な巨木。
※2021年4月撮影
せっかくなのでちょっとアップにしました。最高に美しい佇まいの木造駅舎です。
※2021年4月撮影
駅名標も忘れずに。
※2021年4月撮影
前回「停車場建設記念碑」の部分と重複しますが、東別府駅は、鐵道院の豊州本線浜脇駅として1911年(明治44年)に開業。1934年(昭和9年)東別府駅に改称。1966年(昭和41年)日豊本線は亀川駅~仏崎信号場間が複線化されました。翌1967年(昭和42年)に仏崎信号場は廃止。2003年(平成15年)駅舎が別府市の有形文化財に指定。翌年、開業当時の姿を残して全面修復されました。
ホーム側駅舎正面。やはり全体は画面に収まりません。
※2021年4月撮影
さらに別府方面に進んで駅舎全体。優美です。白線より外側に立って写していますが、デジカメの画面を見ながら撮ったので微妙にカメラの位置が白線上になってしまいました。
※2021年4月撮影
東別府駅の木造駅舎に満足しきってしまいました。でも次の西大分駅も素晴らしいです。
(写真・文/住田至朗)
※木造駅舎などJR九州さんの許可をいただいて撮影しています。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。