細部の装飾が不思議な駅舎【木造駅舎コレクション】049

2021.12.27

※2021年4月撮影

トップ画像は、指宿枕崎線薩摩今和泉駅の島式ホームから見える看板。ここにも篤姫さん。

駅舎出入口。無人駅です。元の駅事務室は「篤姫観光ガイド総合案内所」に使われています。どうやら週末のみの稼働の様です。ギリシャ風の円柱にイオニア式っぽい柱頭装飾が目を惹きます。(笑)

※2021年4月撮影

駅舎正面。ステンドグラスはありませんが二月田駅に似たリニューアルです。時間は9:20。9:42の鹿児島中央行に乗ることができそうです。

※2021年4月撮影

駅前は国道226号線への道になっています。カメラを下げると駅舎の右(西)側に別棟のトイレがあります。軽トラックは、ボランティアの方でしょうか。トイレ掃除をされていました。ご挨拶したらにこやかに応えてくださいました。

※2021年4月撮影

イオニア式円柱の上にはアーキトレーブっぽい帯状の装飾もあります。個人的には三角屋根と合わない様な印象を受けます。専門がロココ美術だったクセに装飾的な細部をあまり好まないのです。まぁシノワズリー(中国趣味)をやっていたんですけどね。

※2021年4月撮影

出入口両側の円柱周囲に天璋院篤姫ゆかりの地が紹介されています。今和泉に島津家の別邸があった様です。島津家の墓地なども写真付で出ています。

※2021年4月撮影

反対側は指宿の観光案内。円柱の柱頭装飾が見えます。やっぱり駅舎全体から見ると不思議な装飾だと思います。

※2021年4月撮影

余談ですがサラリーマン時代に実家が指宿で料理旅館を営んでいるという同僚がいました。「毎月お金を貯めて指宿に部(宣伝部)で合宿に行こう」と提案しましたが、指宿出身の同僚に速攻で却下されました。当時はメーカーの宣伝部にいました。

ホームに戻ります。こちらに置かれた木製ベンチは塗装されていません。

※2021年4月撮影

跨線橋までホームの横を歩きます。左にトップ画像の看板があります。

※2021年4月撮影

ホームの鹿児島中央側に来ると駅舎が見えます。

※2021年4月撮影

点字ブロックのある場所は嵩上げされています。その先、ホームは低くなってさらに続いています。上り方面の信号が緑ですね。右に構内踏切だった階段のゲートがあります。

※2021年4月撮影

駅舎を横位置で見ることができます。

※2021年4月撮影

跨線橋まではこれだけ離れています。

※2021年4月撮影

9:42の快速「なのはな」鹿児島中央行が来ました。二月田駅で当初乗る予定だった列車です。筆者は大好きなキハ40系が来たので駅撮影を切り上げて1本早い列車に乗ってしまったのです。

※2021年4月撮影

以上で指宿枕崎線の木造駅舎はお仕舞いです。3駅とも駅舎がリニューアルされていたので筆者好みの古い木造駅舎らしくなかったのがちょっと残念でした。

(写真・文/住田至朗)

※木造駅舎などJR九州さんの許可をいただいて撮影しています。

※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。

※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。


LINEで送る

オススメ記事