箸休めというか【木造駅舎コレクション】055
※2021年4月撮影
トップ画像は、川内駅肥薩おれんじ鉄道高尾野駅上りホームに到着する八代行。
8時51分発の八代行が来たら超ラッキーなコトに「くまモンラッピング列車」1号です。この日は、3種類全ての「くまモンラッピング列車」に乗ることができました。
出水駅に8時59分着、11分停車して9時10分発なので「くまモンラッピング列車」の写真を撮りました。箸休めというか、「木造駅舎はどうなった?」と言われそうですが、筆者は出水駅も好きなのです。お付き合い下さい。
※2021年4月撮影
くまモンには食傷気味だと言う方もいますが、やっぱり「緩(ゆる)キャラ」としては最良の成功例だと思います。
※2021年4月撮影
こちらは後方の川内駅側。出水駅にはガラス張りの九州新幹線駅があります。
※2021年4月撮影
後方。筆者の着替えトランク入り。
※2021年4月撮影
大きなくまモンが座っています。
※2021年4月撮影
前部から後方。この方がくまモンの大きさが分かります。“眠たい写真”(ピントのあまい写真)ですみません。
※2021年4月撮影
前部八代側。
※2021年4月撮影
駅名標。
※2021年4月撮影
出水駅は、1923年(大正12年)鉄道省によって開設されました。1927年(昭和2年)鹿児島本線に編入されます。1929年(昭和4年)出水機関区発足。1951年(昭和26年)木造駅舎に換わって鉄筋コンクリートの二代目駅舎完成。1970年(昭和45年)鹿児島本線全線電化が完了。蒸気機関車の運行が終了。出水機関区は翌年出水運転区に改組。1984年(昭和59年)複数あった工場などへの専用線を含め貨物取扱廃止。2004年(平成16年)鹿児島本線八代駅~川内駅間が第三セクター肥薩おれんじ鉄道に経営移管。在来線駅は肥薩おれんじ鉄道の駅になりました。
新幹線の西口の向こう側に国鉄C56形蒸気機関車が静態保存されていますが、肥薩おれんじ鉄道構内にも蒸気機関車の動輪があります。
※2021年4月撮影
肥薩おれんじ鉄道駅舎。
※2021年4月撮影
1951年に建てられた旧国鉄時代の二代目駅舎。かつては駅弁屋さんの工場なども入っていましたが現在は肥薩おれんじ鉄道営業部が使っています。
※2021年4月撮影
ようやく次の佐敷(さしき)駅に向かいます。右上は新幹線の高架。
※2021年4月撮影
ここにも北薩摩ラッピング列車。
※2021年4月撮影
次回は佐敷駅です。
(写真・文/住田至朗)
※木造駅舎など肥薩おれんじ鉄道さんの許可をいただいて撮影しています。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。
※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。