懐かしい八代駅【木造駅舎コレクション】058
※2016年7月撮影
トップ画像は、懐かしい写真です。1911年(明治44年)に建てられた八代駅舎。残念ながら2016年(平成28年)4月の熊本地震の後、7月の撮影なので一部が損壊しています。背後の日本製紙八代工場のメッセージは変わっていません。
少し寄って改札口の辺り。何度も八代駅には来ていますが、意外に駅舎の写真を撮っていませんでした。解体されると分かっていたのなら、もっと撮っておけばよかった・・・。
※2016年7月撮影
2021年に戻って八代駅。駅前にはオレンジを持ったくまモンが立っています。肥薩おれんじ鉄道のNさんとは八代駅でお礼を申しあげて分かれました。2019年に駅舎が改築されて新しくなっています。ファミリーマートの看板が緑色ではないので一瞬混乱します。肥薩おれんじ鉄道の駅舎は変わっていません。
※2021年4月撮影
筆者は好物のお弁当を買いに駅前の「より藤」さんに行きます。中で食事もできます。
※2021年4月撮影
有名な「鮎屋三代」は八代駅に来たら必ず買い求めるお弁当です。
※2021年4月撮影
鹿児島本線13時33分発熊本行の車内でゆっくりお弁当を開きました。オナカはペコペコ、ペコちゃんです。鮎甘露煮は1匹まるごと柔らかいのでアタマから美味しくいただけます。焼き鮎から採った出汁で炊いたご飯と最高のマッチング。これで1250円ですから全く文句ありません。難点は日本酒が欲しくなること、でも昼間は飲まないと決めているので我慢ガマン。というか仕事中です。
※2021年4月撮影
14時4分、鹿児島本線川尻駅に到着。まずは駅舎正面。駅前にはロータリーがあります。背後に九州新幹線の高架。駅舎は、1917年(大正6年)に建てられた二代目です。庇が瓦だったらなぁ。・・・などと勝手なコトを想像します。
※2021年4月撮影
南側から。屋根は寄棟。郵便ポストと電話ボックスはこちら側にあります。
※2021年4月撮影
駅舎前面の庇と柱。
※2021年4月撮影
北側。右に増築されたのか壁面の異なる部分があります。
※2021年4月撮影
駅舎本屋、正面はサッシ窓ですが北側は木枠。増築(?)部分はサッシ窓です。
※2021年4月撮影
駅出入口。建物財産標は見つけられませんでした。
※2021年4月撮影
次回は駅舎内とホームに行きます。
(写真・文/住田至朗)
※木造駅舎などJR九州さんの許可をいただいて撮影しています。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。
※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。