【木造駅舎カタログ】東海道本線007 美濃赤坂支線 美濃赤坂駅

2021.08.07

※2018年4月撮影

トップ画像は、東海道本線美濃赤坂支線美濃赤坂駅。駅舎の前に駐輪場と手洗いがあるので駅舎全体は見えません。

美濃赤坂線は、金生山周辺で採掘される石灰石、大理石の輸送を目的に1919年(大正8年)毎度書きますがマルセル・デュシャンがモナリザの絵はがきにヒゲを描き加えていた年に開業した支線です。東海道本線・垂井線と南荒尾信号場で分岐して終点の美濃赤坂駅まで1.9kmと長くはありません。

撮影は同じ日ですが太陽が出たり入ったりしています。1968年(昭和43年)10月のヨンサントオダイヤ改正で、有名な東京発の夜行列車大垣行は1年間美濃赤坂行になっていた様です。

※2018年4月撮影

駅全体はその歴史から広大な貨物ヤードになっています。

※2018年4月撮影

1919年(大正8年)駅が開業した時の木造駅舎がそのまま使われていますが、屋根は新しい素材に葺き替えられています。無人駅です。右の事務室部分は西濃鉄道が使用しているので人影が見えます。改札口はありません。大垣行電車の車内で改札が行われます。

※2018年4月撮影

美濃赤坂駅~大垣駅間の往復運転は、ウィークデイは朝6時台から10時までは毎時1本以上。次は13時台、そして16時台まで空きます。16時から23時までも1本以上運転されます。筆者は撮影のために青春18きっぷで朝6時台に訪れています。7時台は3本運転されるので大垣に戻るタイミングが割に自由でした。

駅前広場の出口。敷地内に西濃鉄道経営の喫茶店「西鉄サロン」がありますが、営業前。

※2018年4月撮影

出入口の正面には西濃鉄道本社。右はかつて西濃の旅行代理店だった様ですが・・・。

※2018年4月撮影

駅の北側は道路。美濃赤坂線終端部から単式ホームが見えます。右にトイレと木造駅舎。

※2018年4月撮影

北側道路を東に歩きます。広大な貨物ヤード。現在は使われなくなった貨物ホームがあります。右に美濃赤坂駅舎。

※2018年4月撮影

さらに道を進んでもう1枚。

※2018年4月撮影

望遠レンズで美濃赤坂駅舎を撮りました。

※2018年4月撮影

敷地の東側は、1928年(昭和3年)に開業した西濃鉄道市橋線。同時に開業した昼飯線は2006年(平成18年)に廃止されました。同じ時に市橋線も猿岩駅までに短縮されました。実際に運行されているのは乙女坂駅までです。

※2018年4月撮影

踏切があって市橋線が北に向かいます。乙女坂駅までは1.3km。金生山周辺で採掘される石灰石を現在も運んでいます。1930年(昭和5年)から1945年(昭和20年)までは旅客列車も運行されていました。

※2018年4月撮影

踏切を渡って美濃赤坂駅全体。奥の小高い部分は勝山(53m)。

※2018年4月撮影

駅舎の前には「赤坂・青墓地域観光マップ」がありました。

※2018年4月撮影

美濃赤坂駅の西側には、昼飯町をはさんで青墓町という一風変わった地名が並んでいます。

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は安全最優先、あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです