【木造駅舎カタログ】岩徳線004/61 高水駅

2021.09.30

※2020年8月撮影

トップ画像は、岩徳線高水駅。山陽本線になる前に開業した駅なので駅舎がこぢんまりと控え目です。個人的には好ましい木造駅舎。カメラ位置が低いのは駅へのアクセスが少し上り坂で、その途中から撮っているからです。「もう少し広い画角で撮れよ」と言ってやりたい。入道雲でも分かる様に暑い夏の日です。

高水駅は、1934年(昭和9年)岩徳西線が周防花岡駅から延伸され暫定的な終着駅として開業しました。同年西岩国駅まで延伸して現在の岩徳線は全通します。そして山陽本線に編入され高水駅も山陽本線の所属駅になりました。

10年間山陽本線でしたが、1944年(昭和19年)山陽本線複線化で山陽本線が再び元の岩国駅~櫛ケ浜駅間に戻され高水駅は岩徳線所属になります。国鉄分割民営化でJR西日本に継承されて後、1992年(平成4年)駅は無人化。

※2020年8月撮影

駅舎は、駅が開業した昭和9年の建造。外壁などは改修され窓もアルミサッシに替えられています。こちらの妻壁には窓も何もありません。駅舎の向こう側は月極駐車場。この駅も閑かです。ただ蝉時雨がウルサイだけ。

※2020年8月撮影

駅出入口。郵便ポストが寂しそうです。連れの電話ボックスが無いのです。柱に注意喚起のテープが巻いてあります。ぶつかっちゃう人がいるのでしょうか。駅名の文字、ブルーは周防高森駅の駅名標と同じ色です。

※2020年8月撮影

南西側。屋根瓦が良い感じに古びています。岩徳線は残念ながら運行本数が少ないので利用者に会うことがほとんどありません。この駅も上り列車は、8時30分の次は11時44分、14時18分、16時16分。下り方面も9時6分、12時16分、13時57分の後は16時41分、18時5分と間隔があいています。ちなみに高水駅から岩国駅までは46分、徳山駅は30分です。

※2020年8月撮影

駅前広場が右に下がっているのが分かります。電話ボックスが右端に写っています。

※2020年8月撮影

ホームが見えます。高水駅は、本州で唯一ナベヅルが飛来する周南市八代地区への最寄り駅なので駅舎には鶴の剥製が飾られていました。

※2020年8月撮影

駅正面。下っています。国道2号線は駅の北側なので線路の反対側になります。右に「ツルと温泉のまち」という周南市の観光案内があります。

※2020年8月撮影

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


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