【木造駅舎カタログ】東北本線17/99 氏家駅

2021.11.07

※2020年9月撮影

トップ画像は、東北本線氏家駅。駅舎南(左)側に旧・氏家町が東西自由通路の連絡跨線橋を建設。駅舎の南側は見えません。旧・氏家町は、2005年(平成17年)喜連川町と合併してさくら市になっています。

JR東日本の列車内で頻繁に目にする「温泉付住宅地 びゅうフォレスト喜連川」の広告で「喜連川ってどこかな?」と思っていたので氏家駅の北東を流れる荒川の北側に喜連川温泉を見つけて長らく抱いていた疑問が解けました。氏家駅から路線バスで30分弱です。

いよいよ東北本線の木造駅舎も大詰め。この氏家駅の次は東京都に入って台東区の鶯谷駅を残すだけとなっています。氏家駅は宇都宮駅の手前、烏山線の起点で建築家隈研吾デザインの大胆な駅舎でブルネル賞を受賞した宝積寺駅の隣駅です。

駅前ロータリーがあります。さくら市役所(旧・氏家町役場)などがありさくら市の中心に駅があります。

※2020年9月撮影

奥に東西自由連絡通路、駅舎のバリアフリーのスロープがあります。

※2020年9月撮影

氏家駅は、1897年(明治30年)日本鉄道が開設。日本鉄道の国有化を経て東北本線の所属駅になります。1938年(昭和13年)現在の駅舎が竣工。国鉄分割民営化でJR東日本およびJR貨物の駅になりました。1996年(平成8年)まで駅の北側の住友セメント(現・住友大阪セメント)氏家サービスステーションへの専用線を使ってセメントが輸送されていました。この時点で貨物列車の設定は廃止。2004年(平成16年)のダイヤ改正までは湘南新宿ラインが乗り入れていました。2007年(平成19年)にはJR貨物の駅が廃止。2016年(平成28年)みどりの窓口営業終了。

駅前ロータリーから階段で駅に上がります。もちろんバリアフリーのスロープがあります。昔の写真を見ると駅前は坂になっていて階段はありません。駅前広場を作った際に周囲と高さを揃え階段で駅に上がる様にした模様。

※2020年9月撮影

駅出入口。この駅も改札口のICカード自動改札機が見えています。

※2020年9月撮影

駅前の眺め。古くからある飲食店など時代を経てきた昭和レトロな町並みはなかなか魅力的です。少し散歩がしたくなりました。

※2020年9月撮影

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


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