※2020年8月撮影

トップ画像は、山陰本線青谷駅。駅は鳥取県道274号線に面しています。駅に着いたタイミングで筆者の乗って来た鳥取行普通列車(キハ47 180と同 8)を倉吉駅発の上り特急列車「スーパーはくと6号京都行」が抜いてゆきました。その車両が智頭急行HOT7000系気動車だったのです。久しぶりだったのでつい見とれてしまいました。

木造駅舎は久しぶりの瓦屋根です。18駅目の「JR鬼瓦」がありました。赤い「JR鬼瓦」は3駅目。

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県道の反対側から。

※2020年8月撮影

青谷駅は、1905年(明治38年)官設鉄道の延伸で終着駅として開業。1907年(明治40年)官設鉄道は、鳥取駅まで延伸されます。1909年(明治42年)線路名称制定で山陰本線所属駅になりました。1975年(昭和50年)貨物取扱が廃止されます。国鉄分割民営化でJR西日本に承継されました。

西側には樹木があって駅舎、妻壁は見えません。駅舎の前は階段ですが、こちら側にバリアフリーのスロープがあります。右端に写っている山陰本線の反対側にある煙突には鳥取森田(株)という名前。調べたら2013年(平成25年)に重油の高騰で倒産したニット染色などの工場でした。

※2020年8月撮影

東側からは順光なので下手くそでもキレイに写ります。

※2020年8月撮影

寄棟屋根の下から切妻が出ていて「JR鬼瓦」は4つ同時に見えます。写真は角度が悪いので3つしか見えていませんが。

※2020年8月撮影

つい順光側なので角度を替えて撮影しています。

※2020年8月撮影

駅前は「JR月極有料駐車場」になっています。

※2020年8月撮影

駅出入口。建物財産標がありました。「建物財産標 鉄 本屋1号 青谷駅 昭和15年3月30日」となっていました。おそらく二代目の駅舎ですね。

JR西日本米子支社は乗降人員3,000人/日未満で経年60年以上の駅舎を令和2年から15年かけてコンパクトな駅舎に更新するとしています。山陰本線では、青谷駅、浜村駅、宝木駅、湖山駅などがリストにあげられています。

※2020年8月撮影

青春18きっぷで山陰本線を鳥取駅に向かっていますが、このまま順番に行くと昼食を食べることが難しいので上り下りを行ったり来たりする予定を組みました。

青谷 11:13 → 11:18 浜村 12:14 → ここで宝木駅をトバして → 12:33 湖山(22分)下り列車に乗って 12:55 → 13:09 宝木(19分) 13:28 → 13:47 鳥取(27分)14:14 → 14:59 諸寄(30分) 15:29 → 15:45 岩美(分) 16:44 → 17:08 鳥取 この日は鳥取に宿泊します。

これなら鳥取駅で27分間あるので遅い昼食にありつけます。

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)