山陰本線50駅目【木造駅舎カタログ】山陰本線50/151 千代川駅

2022.05.13

※2020年8月撮影

トップ画像は、山陰本線千代川駅。いよいよ山陰本線で最後の木造駅舎になりました。8月25日に小串駅をスタートして5日目。流石、山陰本線は支線を除いて673.8kmという在来線で最も長い路線。山口県、島根県、と走り梁瀬駅までが兵庫県でした。京都府に入って石原駅、千代川駅と来て木造駅舎は50駅目。八木駅という空振りもありましたが、17時に千代川駅に到着。巨木が駅舎前にあります。桜?

※【木造駅舎カタログ】の開始当初から書いていますが、「木造駅舎」というのは「厳密な建築構造としての木造」ではなくコラムの筆者が「木造っぽい雰囲気の駅舎」という恣意的な好みで選んでいます。上記の木造駅舎50駅にも、例えば城崎温泉駅などはRC造駅舎ですが、コラム【木造駅舎カタログ】に取り上げた時点では大まかに「木造駅舎」とカウントします。逆に構造的に木造でも取り上げていない駅もあります。これ以降も木造駅舎についてはこの方式で進めますので宜しくお願いします。逆に「この駅は魅力的なので一見の価値があるよ」と思われる駅があればぜひ鉄道チャンネルにお知らせください。

駅前は大きなロータリー。何のためのモノか分かりませんがゴツイ鉄柱と横棒があるので駅舎正面の写真はトップ画像のカメラ位置までしか下がっていません。屋根が無いので雨除けにはなりません。上に屋根を施工するのかと思いましたが、その後屋根は作られたのかな。

※2020年8月撮影

ちょっと斜めから。駅舎内の改札口側に建物財産標があって昭和24年8月と記載されていました。キョロキョロ探していたら親切な駅員さんが教えてくれました。

1949年8月、穴の開いた5円玉が世の中に登場。前月には国鉄下山総裁が轢死体で発見された下山事件や三鷹事件、8月には松川事件など国鉄を巡る事件が勃発しました。戦後の混乱期を少しずつ脱している時期に駅舎が建造されています。

※2020年8月撮影

千代川駅は、1935年(昭和10年)開業。その後国鉄分割民営化でJR西日本の駅になっています。1988年(昭和63年)園部駅から京都駅間が線路愛称「嵯峨野線」となりました。2009年(平成21年)八木駅~並河駅間が複線化されています。

北側から。駅舎は下りホーム側にあります。手前にバリアフリーのスロープがのびています。

※2020年8月撮影

南側。ホーム側の屋根が庇・上屋で長くなっています。冬場に来れば葉が落ちていて駅舎がもう少し見えるでしょう。

※2020年8月撮影

駅出入口。西側の駅舎は有人。上りホーム側に無人の東口もあります。

※2020年8月撮影

さて、この日は鳥取駅から京都駅 山陰本線の営業キロ230.3kmをレンタカーで走って八木駅は空振りでしたが9駅を撮って無事山陰本線木造駅舎50駅撮影を達成しました。三浦半島の自宅を出発して13泊目を京都で過ごしました。

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


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