「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」作品群(写真による紹介)

栗真由美《ビルズクラウド》――四角い提灯のようなものは全て住居の写真を貼り付けたミニチュアハウスで、市原市の様子を再現している。展示箇所:旧平三小学校
ラヴェル・モンロー《サンクチュアリ》――教室内に踏み込んだ瞬間、おどろおどろしい雰囲気の作品が目に入る。作者が育った場所の伝統であるガイフォークスの人形と、家族にまつわるペインティングを組み合わせた。展示箇所:旧平三小学校
アイシャ・エルクメン《Inventory》――小さな集落の大きな空き家を利活用し、屋内にあった様々な物品を展示している。展示箇所:月崎・田淵エリア
室内には複数のモニターを設置し、作品制作時の風景を上映している
KOSUGE1-16《Toy Soldier》――美術館の監視員として派遣されたというチャーミングなおもちゃの兵隊。ちょっとしたギミックも仕込まれており、近づいてみると……展示箇所:市原湖畔美術館
市原湖畔美術館は周辺の景色そのものが美術品と表現しうる美しさを誇る。2022年1月16日(日)まで「戸谷成雄 森―湖:再生と記憶」展を行う。常設展は「深沢幸雄/高橋甲子男/鶴岡洋 版画展」(※高橋甲子男氏の高は「はしごだか」)

記事:一橋正浩