いまだ新型コロナウイルス収束のきざしがみえないなか、3密を避けてマイカーやカーシェア、バイクなどで「おうちからちょっと遠くへ」という人も多い。

そこで、千葉の九十九里や御宿といった海をめざす人のなかで、鉄道好きにおすすめのマイナーな穴場ルートを紹介。

普通であれば、千葉東金道路、東金九十九里有料道路、千葉外房有料道路、銚子連絡道路といった千葉 海側の高速道や有料道路を選ぶところ。

ADVERTISEMENT

そこを、総武線と並走する細い県道を選んでゆっくり走ってみる。

成東駅のまわりにある鉄道遺構についてはまたこんどにして、今回は、総武線 八街~成東に沿って敷かれた道、千葉県道76号 成東酒々井線を走ってみる。

画像↑↑↑は成東酒々井線と総武線が交差する和田踏切。ここからほぼ、総武線に沿ってドライブ。線路はまっすぐのびるなか、県道側は、すぐにカーブと勾配が連続する山道に。

センターラインも消え、すれ違うクルマともぎりぎりなのでいつも以上に注意もいる。途中、線路に近づきたければ、線路とぴったり並走するあぜ道まで走ればすぐに線路沿いに届く。

バス停なども確認できなかったから、路線バスなども走ってないようで、混み合うこともなく、すれ違うクルマも少ない。

圏央道の下をくぐって少し走ると、千葉県道117号 日向停車場極楽寺線(これも一部は成東酒々井線の旧道)が分岐する日向台入口交差点にさしかかる。

この日向停車場極楽寺線を選ぶと、その名のとおり、総武線 日向駅へとつける。

さらに日向駅からさらに八街方面へ成東酒々井線を走ると、日向街道踏切へとさしかかる。

総武線との並走はここ日向街道踏切まで。途中、銚子へと行く特急しおさい255系や普通列車209系などに出会えるから、鉄道好きドライバーは前方不注意にならないように。