リニア中央新幹線 建設用貨物列車が発着する梶ヶ谷貨物ターミナル

2022.01.10

旅客線が接しない、国内でも数少ない貨物専用駅のひとつ、梶ヶ谷貨物ターミナル駅。

この梶ヶ谷貨物ターミナル駅をいま Googleマップでみると、貨物本線から最も遠い北側の敷地に、建設用大型クレーンや円形の建造物が出現している。

この梶ヶ谷貨物ターミナル駅の直下を、リニア中央新幹線が走ることから、Googleマップに映る建設用大型クレーンや円形建造物は、リニア建設工事に関連した施設という。

円形建造物の大きい方が、直径50メートル梶ヶ谷非常口。小さい方が直径30メートルの資材搬入口。

梶ヶ谷非常口は深さ80メートル。その最深部分にリニア中央新幹線の本線トンネルが貫くイメージ。

そしてリニア中央新幹線トンネル掘削工事などで発生した土砂は、ここから搬出される。

Googleマップで同駅現場上空をみると、円形建造物のすぐ脇に梶ヶ谷貨物ターミナル駅ライナー7番線の線路1本や、コンテナホームがみえる。

このライナー7番線から、リニア中央新幹線建設で発生した土砂が、コンテナ貨物列車で運ばれていく。行き先は、かつて石炭輸送列車などでにぎわった、扇町。

このリニア土砂輸送列車には、一般的なコキの上に、白地にオレンジというJR東海を想わせるカラーのコンテナが載る。

ショベルカーなどで土砂をコンテナに積み込み、フォークリフトでコキに載せ、梶ヶ谷貨物ターミナル駅を発車。

武蔵野貨物線から尻手短絡線を経て南武線に転線、浜川崎駅を経て三井埠頭にある扇町へとつける。

コンテナの土砂はこの三井埠頭でこんどは船に載せ、東京湾を航り千葉へと行き、採石場跡地の埋め戻しに活かされるという。

また、のちには川崎港東扇島の埋め立てにもこの土砂が使われるともいう。

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画像:萩谷篤思 A.Hagitani / PIXTA


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