「地震計」設置 笹川駅【木造駅舎カタログ】成田線02/270
※2021年12月撮影
トップ画像は、成田線笹川駅。銚子で一泊した翌朝に訪問した最初の駅。銚子駅のコンビニエンスストアで購入した朝食を7:16発成田線千葉行電車の超空いている車内で食べました。
前回の下総橘駅同様に成田線の利根川側に駅舎があります。鉄筋コンクリートに美しい瓦屋根の新しいトイレが作られていますが、下総橘駅とは反対の右側にあります。トイレのデザインはほぼ同じ。
※2021年12月撮影
駅舎は、駅が開業した1931年(昭和6年)に作られたオリジナルと思われますが、2013年(平成25年)成田線に蒸気機関車を走らせるイベントが開催され、その時に駅舎もわずかにリニューアルされた様です。
実はすごく寒い朝でした。足下がバリバリに凍っています。
※2021年12月撮影
朝日が順光なのですがコントラストが強くなってしまうのが少々難です。
※2021年12月撮影
駅前、北西側は、駐車場になっています。駅舎の手前に何かあります。
※2021年12月撮影
何と「地震計」と表示されています。筆者は、初めて「地震計」の実物を見ました。背後のフェンス越しに相対式ホームも見えます。
※2021年12月撮影
北西側から。
※2021年12月撮影
そのまま駅舎に近寄ったカット。この朝は、7:41に笹川駅着。既に書いた様に寒い朝でした。次の駅に行く電車は、8:47。ほぼ1時間、火の気の無い待合室で待ちましたが、寒さに閉口しました。コンビニで使い捨てカイロを買えばよかった・・・・。
※2021年12月撮影
駅舎出入口。木製の駅名板は、2013年(平成25年)駅舎リニューアルの際に架け替えられた様です。奥の上り佐原駅方面ホームの南西側に引き込み線があって保線車両が駐められているのが改札口から見えています。
※2021年12月撮影
駅の正面。下総橘駅にもあった東庄町の観光歓迎看板が離れた位置に立っています。少し傾いている様に見えますが。
※2021年12月撮影
駅舎とトイレの間に「とうのしょう観光マップ」があります。後のホームに駅名標が見えていたので撮ってくればよかった・・・。現場では寒さに震えていたので、とにかく日影から日向に出たかったのです。
※2021年12月撮影
※タイトルは『木造駅舎』となっていますが、厳密に「構造として木造建築」の駅舎だけをとりあげているワケではございません。あくまでも筆者が好感を抱いた駅舎を恣意的に選ばせていただいています。外観が明らかに木造建築と異なる場合でも、煩雑を避けるためタイトルは【木造駅舎カタログ】のまま進行いたします。悪しからずご了承ください。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。
※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。鉄道を撮影する時は感謝の気持ちを伝えましょう。ありがとうございます。
(写真・文章/住田至朗)