京急電鉄は2022年2月26日(土)にダイヤ改正を実施。コロナ禍で乗車人員が減少するなか、朝ラッシュの本数は維持して「3密回避」を図りつつも、利用状況を踏まえて現行ダイヤを一部見直す。

平日日中の久里浜線末端区間が約20分間隔に

久里浜線 京急久里浜~三崎口間では、昨今の利用状況に鑑み、平日11時~15時まで運行本数を減らし、約20分間隔の運行とする。

平日11時~15時台の京急久里浜発車時利用状況は、2019年時点で乗車効率10%~20%、2021年が10%~15%。同社は昨年10月18日から約20分間隔の減便ダイヤを実施しており、昨年からの運行状況が継続するかたちだ。

イブニング・ウィング号 品川発時刻をパターン化

ADVERTISEMENT

平日ダイヤではその他にも、有料座席指定列車「イブニング・ウィング号」の品川発時刻をパターン化する。具体的には、18:45発の2号から21:05発の16号までの8本を約20分間隔に変更。

土休日快特にも一部変更あり

土休日は快特列車の12両運転を一部変更する。金沢文庫9時~10時台発の快特 泉岳寺行4本については、金沢文庫で連結する4両編成の行先を京急川崎行から品川行に。

都営線から直通する品川9時~10時台発の快特8両編成4本は、品川で金沢文庫行きの4両が連結し、品川~金沢文庫間を12両編成で運転する。

羽田空港行 京急蒲田発の始発を品川発に

平日・土休日の羽田空港アクセスにも見直しが入る。京急蒲田発 羽田空港行の始発列車を品川発に変更することで、アクセス向上を図る。

その他にも列車種別・時刻の変更が行われる。