小田急 小田原線とJR東海 御殿場線を直通した特急あさぎり の車両が活躍する、富士急行線。

この富士急行線では、特急あさぎり を担ったもと小田急 20000形 RSE ロマンスカー(現 富士急8000系)と、もとJR東海 371系(現 富士急8500系)が、フジサン特急、富士山ビュー特急として第2の人生を送っている。

もと小田急 20000形 RSE ロマンスカー(現 富士急8000系)が入るフジサン特急は、新型コロナウイルス感染症拡大で2020年4月から運休。2年の眠りから覚め、ことし3月12日から土休日に運転を再開させる。

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発着時刻は、河口湖1110発 大月1158着、大月1248発 河口湖1340着、河口湖1400発 大月1448着、大月1552発 河口湖1647着。土休日ダイヤのみ1日2往復。

土休日の富士急行線 特急列車は、フジサン特急を含めた1日8往復体制に。

また、利用者の声に応え、平日・土休日ともに終電時刻を繰り下げ。これにより、JR新宿駅 2200発の特急列車の利用者が、大月駅で富士急行線下り最終列車に乗り換えできる。

そして社名も富士山麓電気鉄道株式会社に変更

富士急行線は、4月1日から富士山麓電気鉄道株式会社が運行する。

富士急行は4月1日付で、鉄道事業を分社化しグループ会社である富士山麓電気鉄道株式会社に承継。1926年に創立した当時の社名 富士山麓電気鉄道株式会社を復活させることで、これまで以上に地域に密着した鉄道会社として、経営していく。

路線名はこれまで通り、富士急行線。