鉄道貨物ターミナル3km圏内に出現する物流拠点のトレンド、高速道路アクセスや雇用確保も

2022.03.06

新たな物流拠点を建設するさいの用地選びは、高度経済成長期のころは高速道路に隣接して設置することが多かったなか、貨物鉄道などへのモーダルシフトが波及すると、鉄道貨物ターミナルへもちかい場所に建設用地を確保するケースがみられる。

三菱商事都市開発は、関西圏で4件目となる物流施設(MCUD LOGISTICS シリーズ)開発用地を大阪市平野区加美南三丁目59番 他(地図↑↑↑)に取得。2023年夏に着工し、2024年夏の竣工(仮称 MCUD大阪平野)をめざす。

今回の計画地は、大阪市内陸に位置し、近畿自動車道 八尾ICまで約2.0kmと近畿圏広域の交通利便性に優れ、また関西圏の最大消費地である大阪都心部への近接性・配送利便性の高い物流適地。

最寄り駅のJR関西線 加美駅、JRおおさか東線 新加美駅の2駅から徒歩圏にあり、周辺人口も多く、雇用確保の観点でも優位性があるという。

また、この計画地から3km西には、着発線荷役方式(E&S方式:Effective & Speedy Container Handling System)を採用する百済貨物ターミナル(大阪府大阪市東住吉区今林)がある。

これまで関東圏を中心に物流施設開発をすすめてきた三菱商事都市開発 MCUD LOGISTICS シリーズは、神戸市須磨区(MCUD神戸西/2021年12月竣工)、神戸市西区(MCUD神戸TLP(仮称)/2022年3月着工)、大阪府吹田市(MCUD南吹田(仮称)/2022年秋着工予定)などが動き出している。

2022年秋着工のMCUD南吹田(仮称)は、その3km北東に吹田貨物ターミナル駅がある。

関西圏で4件目となるMCUD大阪平野(仮称)は、関西圏での物流施設総延床面積は約5万5000坪におよぶ見込み。

画像:Jun-Kaida–PIXTA


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