(画像:京王電鉄)

京王電鉄は2022年3月20日(日)、「準特急ご愛好イベント」を開催する。

同社は今春のダイヤ改正で準特急の種別を廃止し、特急に名称統合する。イベントは2001年から走り続けてきた「準特急」への”お客様のご愛好に感謝を込めて”開催するもの。

イベント当日は、高幡不動車両基地に7000系、8000系、総合高速検測車(DAX)を並べ、およそ1時間ごと、3回に分け車両展示撮影会を行う。

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参加特典として京王れーるランドの入館券と、準特急車両を収めたB1ポスターを購入できる優先購入券(当日限り)、ノベルティが付く。

参加料金は4,000円(税込)、参加人数は各回60名まで。3月7日(月)15時頃から京王ホームページお知らせ欄にて予約方法や注意事項を発表し、後日インターネット予約で申込を受け付ける。

準特急は、20世紀半ば頃には近畿日本鉄道や小田急電鉄でも使用されていたが、2022年3月現在は京王電鉄のみで見られるレアな種別となっている。

なお、準特急の消滅について改正内容を紐解くと、種別としての準特急を廃止すると同時に特急の停車駅を増やし準特急と同じくすることから、実質的には従来の「特急」が準特急化するかたちになる。