JR九州は2022年4月8日(金)、「100年をこえる物語をつなぐ。」をコンセプトに「ななつ星 in 九州」の車両とコースをリニューアルすると発表。2号車と3号車に誕生する新設備のデザインイメージが公開された。

2号車はサロンに生まれ変わり、乗客同士の出会い・語らいの場として、また車内アクティビティなどの場所としても利用できるようになる。注目したいのが、同じく2号車に登場する本格的な「茶室」だ。九州各地の銘茶を中心に揃え、茶師も特別に乗車する。

2号車「サロン」イメージ
2号車「茶室」イメージ

3号車にはバーラウンジが登場。バーラウンジは「ななつ星」の中でも特別な空間として誕生するもので、専属のバーテンダークルーと語らいながら上質な時間を過ごせるようになるという。また、同じく3号車に登場するギャラリーショップでは、九州各地の様々な工芸品が閲覧できるようになるほか、オリジナルグッズも購入できる。

3号車「バーラウンジ」イメージ
3号車「ギャラリーショップ」イメージ

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JR九州は新生「ななつ星」での新たな旅を、2022年10月より提供(第21期・2022年10月~2023年3月出発分)。その受付を本年4月15日(金)から開始する。

乗車定員は現在の最大14室30名から10室20名に絞り、カスタマイズ性の高い旅程・サービスを用意。一人一人に合わせた旅を提案する。

新たな旅の詳細は4月12日より「ななつ星」専用ホームページで公開。車両のリニューアル情報については今後も順次発信していく。

「ななつ星in九州」第2章「100年をこえる物語をつなぐ。」イメージムービー