※2022年5月撮影

トップ画像は、堀切菖蒲園入口。大きく「堀切菖蒲まつり」の横断幕がかかっています。入園は無料。開園時間は、午前9時~午後5時。

※お出かけの際は、葛飾区の案内で御確認ください.

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堀切菖蒲園案内図。面積は、8,747.87m2。・・・って実感し難いですよね。

※2022年5月撮影

「堀切菖蒲園」の歴史の案内がありました。

※2022年5月撮影

要約が難しいなぁ。

江戸時代、葛飾一帯は葛西三万石と言われた水田地帯、稲作以外にも野菜や花卉(かき=草花)の栽培が盛んでした。堀切への菖蒲伝来には諸説ある様です。記録に残っているのは、享和・文化年間(1801~1818年)小高園の祖となる伊左衛門父子が各地の花菖蒲を収集し繁殖に努めました。広重など画師たちも堀切の花菖蒲を描いています。文人・墨客や江戸庶民が堀切の花菖蒲に惹かれたのです。明治維新後は、多くの菖蒲園が開園。しかし戦時下の食糧難で花菖蒲田は農地になり堀切の菖蒲栽培はいったん途絶えます。

終戦後、唯一堀切園が復興。昭和34年(1959年)都が買収し都立堀切菖蒲園が誕生。昭和47年(1972年)からは入園が無料になりました。

昭和50年(1975年)葛飾区に移管されました。

平成30年 葛飾区教育委員会

菖蒲まつりと書かれてはいましたが、撮影は5月26日、開花には少し早過ぎた様です。

※2022年5月撮影

それでも人々が散策しています。

※2022年5月撮影

こうして美しく咲いている株もありました。

※2022年5月撮影

6月中旬頃が見頃かもしれません。

※2022年5月撮影

それなりの広さがあります。

※2022年5月撮影

これも綺麗に咲いていました。

※2022年5月撮影

首都高速道路が近くにありますが意外なくらい騒音は聞こえません。静かに菖蒲を観ることができました。

※2022年5月撮影

静観亭という飲食可能な施設があります。予約すれば4000円程でコース料理が楽しめます。珈琲は200円、あんみつなど400円、パスタも400円ほどで食べられます。

※2022年5月撮影

堀切菖蒲園駅前交差点まで戻りました。京成線の電車が見えます。

※2022年5月撮影

では、次の駅に進みます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。