駅開業前は広大な習志野原【駅ぶら05】京成電鉄 本線123
※2022年6月撮影
トップ画像は、八千代台駅下りホームから京成上野駅方面。遠ざかって行く上り電車を見送っています。ここからは、前面展望と別の日に撮影したカットになります。
ほぼ同じ位置から京成成田駅方面。
※2022年6月撮影
駅名標。
※2022年6月撮影
駅は、1956年(昭和31年)3月20日開業。偶然ですが、筆者が生まれた6日後です。当時は西口だけでした。
『京成電鉄100年の歩み 1909-2009』の62ページに「八千代台団地と新設された八千代台駅(現在の西口方面)(昭和31年)」という写真が掲載されています。新しい住宅が並んでいますが、まだ空き地も残っています。ビルディングはありません。
※『京成電鉄100年の歩み 1909-2009』から転載
これは国土地理院の1960年代の航空写真。×が八千代台駅です。まだ東口はありません。茫漠と農地と雑木林が広がっています。
1968年(昭和43年)東口の工事に着手。駅舎の橋上化に向けて動き始めます。
同じく『京成電鉄100年の歩み 1909-2009』85ページの「八千代台駅前分譲地(昭和40年代)」です。駅は橋上駅舎になっています。東口正面の大通りもあります。しかし周囲に住宅は並んでいますが駅前は、まだ更地です。
※『京成電鉄100年の歩み 1909-2009』から転載
1993年(平成5年)駅舎を拡大。バリアフリー化。
階上に上がりました。天井に明かり取りがある広々とした構内。奥にファミリーマートもあります。
※2022年6月撮影
改札口まで歩きます、と言うくらい広い?(笑)
※2022年6月撮影
改札口を出ます。
※2022年6月撮影
八千代台駅、次回に続きます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。