※2024年2月撮影

トップ画像は「駒場東大前駅」西口から徒歩数分の「駒場野公園」。北東の門から入って大池の方に歩いています。ここが「目黒区立駒場野公園」のサイト

大池です。「この先、関係者以外立入禁止」という看板は、入口の案内図にあった「サンクチュアリ」の意味でしょう。普通に「鳥獣・昆虫などの保護エリア」と表示すれば良い様にも思いますが、穏当な表現だと侵入しちゃう不謹慎な人が居るからなのかな。

※2024年2月撮影

柵の所には「水辺環境回復のとりくみ」の案内看板。「①池を覆う樹木を伐採して水面に日を当てる」「②陸域から水域までなだらかにつながる湿地環境(エコトーン)を作る」「③かいぼりの実施」などが掲示されていました。

筆者は井の頭公園の池での「かいぼり」実施を2014年(平成26年)春に、見に行きました。(井の頭公園駅の【駅ぶら】で紹介予定)

要は池の水を抜いて、ゴミ・ヘドロを除去。外来植物も除去。生物を捕獲。完全に水を抜いて池の底を天日干し。水を入れて、捕獲した生物の在来種を池に戻します。外来種は除去。

※2024年2月撮影

大池の水は透明で綺麗に見えました。かいぼりの成果でしょうか?

※2024年2月撮影

「水のなかまたち」の案内看板。「駒場野公園」を除いて目黒区内に水田が残っていたのは半世紀くらい昔かもしれません。

※2024年2月撮影

「蛍橋」の下で「ケルネル田圃」と大池が繋がっています。

※2024年2月撮影

田圃の南側、「蛍橋」の脇にあるのは「駒場野公園と駒場体育館などの由来」です。

※2024年2月撮影

大池の南側、公園は奥まで伸びています。

※2024年2月撮影

さらに南には夏季にプールの水を使う「流れ」がありました。

※2024年2月撮影

大池の西端近くです。

※2024年2月撮影

「ここは なくむしたちのコンサートかいじょう です」「調査中 ここは、小さないきものたちの すみかです」という看板。奥に通過する「井の頭線」の電車が見えます。

※2024年2月撮影

東に歩いていたら目の前に鳩が一斉に飛び立って、ちょっと吃驚しました。

※2024年2月撮影

もう少し「駒場野公園」散歩を続けます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)