旧椎名村の元役場庁舎が素晴らしい【駅ぶら05】京成千原線254
※2022年8月撮影
トップ画像は、白幡神社石段下の道。凄まじい蝉時雨を浴びながら南に歩きます。空腹で無ければ気持ちの良い午後です。
白幡神社の裏手、超急坂でした。眼下に刈田子町の集落が見えます。
※2022年8月撮影
写真では上手く表現できていませんが、スニーカーでも恐怖を感じる程の急坂でした。下から見上げています。
※2022年8月撮影
2車線の道路に出ました。奥の信号は落井交差点。
※2022年8月撮影
この時点で14時近く、空腹が限界。道沿いのJA千葉みらい緑野支店でお手洗いを拝借し、近所で食事の可能な場所を尋ねました。職員さんが「歩いて行ける範囲にはコンビニも何もないので私たちも全員弁当持参です」というお答え。
まいったなぁ。
諦めて散歩を続行します。千葉市緑区役所椎名連絡所。何とも美しい木造建築です。木造駅舎巡りが趣味の筆者は嬉しくなりました。
※2022年8月撮影
1955年(昭和30年)千葉市に編入されて消滅した椎名村の旧役場庁舎で、1932年(昭和7年)築の木造庁舎として人気がある様です。(これはJA千葉みらい緑野支店で伺った情報です)
その脇に熊野神社への参道があります。黄色い矢印が熊野神社社殿の赤い屋根。位置関係が分かります。この小山(丘?)の北側に、白幡神社があります。
※2022年8月撮影
JA千葉みらい緑野支店の年配の方に「白幡神社に行って、これから熊野神社に行く」という話をしたら、どうやら郷土史が御趣味の様でいろいろと話して下さいました。ちゃんとメモっていないのが残念。この右手には、かつて消防署の宿舎があったと聞きました。
※2022年8月撮影
熊野神社鳥居と神額。赤い鳥居は、江戸時代以降、木材の防腐剤として丹(に)、辰砂(しんしゃ)が用いられたからです。美術史が専門だったのでこの程度の知識はあります。でも彩色の無い鳥居もたくさんあるので・・・。(笑)
※2022年8月撮影
白幡神社の様な整然とした石段ではありませんが、丘の上まで登ってゆきます。
※2022年8月撮影
赤い鳥居と木造役場の水色。何とも不思議な景色。
※2022年8月撮影
さらに石段を上がります。
※2022年8月撮影
次回に続きます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。