急に陽光燦々と降り注ぎ JR四国土讃線 土佐久礼駅【木造駅舎コレクション】64
※2022年8月撮影
トップ画像は、JR四国土讃線土佐久礼駅。キレイな三段切妻屋根が特徴。駅前広場はタクシーが客待ちしていましたが、お客さんを乗せて出発したタイミングを待って撮影しています。山間部を抜けて土佐湾に出たら急に陽光が燦々と降り注ぎます。
土讃線は、駅の前後でほぼ南北に走っていて駅舎は線路の東、海側にあります。古い写真を見ると屋根は瓦葺きでしたが現在はシングル葺きです。
※2022年8月撮影
予土線江川崎駅が高知県四万十市、土佐昭和駅、土佐大正駅と影野駅までが高岡郡四万十町にありました。ようやく「四万十の呪縛(冗談です・笑)」から逃れて土佐久礼駅の所在地は高岡郡中土佐町です。
※2022年8月撮影
最近手入れされたのか、外壁などとてもキレイな状態でした。
※2022年8月撮影
駅舎北側にまわると回廊風の上屋があります。この屋根と柱が良い味だしてます。
※2022年8月撮影
駅出入口。建物財産標は見つけられませんでした。駅が開業した1939年(昭和14年)の駅舎ですがとてもキレイに改修されています。
※2022年8月撮影
待合室には窓口(土佐久礼駅委託販売所)があります。中土佐町が受託する簡易委託駅、日曜なので閉まっていました。
※2022年8月撮影
待合室には木製ベンチ。
※2022年8月撮影
影野駅と同じかわいらしいラッチがあります。
※2022年8月撮影
出入口左側に、地震時の待避案内など様々な情報が貼ってありました。右側は地元の観光案内です。
※2022年8月撮影
次回はホームに出ます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などはJR四国さんの許可をいただいて撮影しています。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)、『山陽・四国920駅』宮脇俊三・原田勝正編(小学館/1993)、『停車場変遷大事典 国鉄 JR編1-2』(JTBパブリッシング/1998)他を参照しています。
※タイトルは『木造駅舎』ですが、厳密に「構造として木造建築」の駅舎ではなく、筆者が気に入った駅舎を恣意的に選んでいます。明らかに木造建築と異なる場合でも、煩雑を避けるためタイトルは【木造駅舎コレクション】で進行します。悪しからずご了承ください。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいています。