6月の空に 入道雲【駅ぶら05】京成電鉄 本線106
※2022年6月撮影
谷津バラ園を出て谷津干潟に向かう事にします。トップ画像は、谷津バラ園前のショップ。
「懐かしの谷津駅周辺」の写真が掲示されていました。
※2022年6月撮影
こちらは谷津遊園の写真。夏です。
※2022年6月撮影
バラ園の南側に約40ヘクタールの谷津干潟が広がっています。
※2022年6月撮影
古くは製塩や採貝が行われ、谷津遊園が開園してからは、海水プール、潮干狩りの浜として多くの人に親しまれました。1970年代から周囲の埋め立てが進みましたが、高瀬川、谷津川で海とつながる人工のラグーン(潟湖)として長方形の干潟が残されました。干潟は、1988年国の鳥獣保護区に指定され、1993年(平成5年)国内初の「ラムサール条約登録湿地」になっています。
習志野市谷津干潟自然観察センターのホームページをご覧ください。
※2022年6月撮影
干潟に面する芝生広場。谷津バラ園の南側にあります。
※2022年6月撮影
習志野市教育委員会の「伊藤新田(塩田)跡・谷津遊園跡」の案内がありました。
※2022年6月撮影
内容を略記します。
「明治中期~大正にかけて津田沼村の初代村長伊藤彌一氏を中心に入浜式塩田が開発されました。当時行徳から谷津にかけて塩田が広がっていました。しかし明治44年の暴風雨で復興不可能になり閉鎖。
大正14年京成電気軌道株式会社(現・京成電鉄株式会社)が土地を買収、谷津海岸遊園(後の谷津遊園)を開設。昭和57年の閉園まで東京近郊有数の遊園地として多くの人々に親しまれました。一時期、無声映画時代の阪妻撮影所や、プロ野球読売巨人軍の最初のグラウンドがありアメリカ大リーグとの最初の親善野球が行われました。平成19年3月 習志野市教育委員会」
谷津干潟観察デッキからの眺望。六月ですが空には入道雲。
※2022年6月撮影
傍らの森にいた鳥たち。左はセキレイ? 右はムクドリ?
※2022年6月撮影
では谷津駅に戻ります。
※2022年6月撮影
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。