JRの在来線と新幹線とでは、レールの幅が異なります。

在来線の線路は狭軌と呼ばれ、幅は1067mm。一方、新幹線の線路は標準軌と呼ばれ、幅は1435mmです。したがって、一般に新幹線と在来線を直通させることはできません。

ところが、近々E8系がデビューすることで有名な山形新幹線とE6系が走る秋田新幹線は、奥羽本線や田沢湖線などの在来線に乗り入れすることが可能になっています。つまり、新幹線が在来線と同じ線路を使用しているのです。一体、どのようにして在来線と新幹線の同時運行を可能にしているのでしょうか?

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【ヒント】

標準軌の鉄道自体は珍しいものではなく、京急線など大手私鉄にも見られます。在来線=狭軌、新幹線=標準軌、と一概に結論付けることはできません。